こちらの動画で全部話してるので、文章読むのがめんどくさい方は移動中なんかに動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればいいと思います▼
どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。
僕はフリーランスになる前に派遣エンジニアをやってたんですけど、その頃の月収は25万円程度でした。ですが、そこからフリーランスエンジニアになると月の手取りが62万円になって収入が2倍以上になったんですよね。
実は、エンジニアってフリーランスになれば収入が増えるし食いっぱぐれる事も無くなるんです。
そこで今回は、なぜエンジニアがフリーランスになると収入が跳ね上がるのかについてや、なぜフリーランスが食いっぱぐれないのかについての理由をお答えしようと思います。
目次
正社員エンジニアがフリーランスになると収入が上がる理由
僕はフリーランスになってから収入が激増しましたが、だからといって技術力がいきなり向上したとか、僕自身が何か変わったとかってわけではありませんでした。
じゃあなんで収入が跳ね上がったのかというと、ただ雇用形態が派遣社員からフリーランスになったっていうそれだけのことなんですよね。
なぜ雇用形態が変わると収入が変わるのかというと、理由は大きく分けて2つあります。
- 正社員がそもそも買い殺されすぎ
- フリーランスは契約がすぐに切れるオプションがついている
理由その1:正社員がそもそも買い殺されすぎ
まず一つ目の理由ですが、正社員エンジニアがそもそも買い殺されすぎてるといった問題があります。
僕が新卒の時に勤めてた会社もそうだったんですが、基本的に正社員ってちょっと痛い宗教的な部分があるじゃないですか。やたら「理念」とか「仲間同志の絆」とかを掲げてたり、人材を「人財」と書いたりとかね。
みたいな感じでね。こういう宗教的な価値に重きを置いてしまうことで給料が安いことに甘んじてしまってるって構造があるんですよ。
高い理念を掲げてる会社は給料が低い
実際僕も新卒の頃は手取り17万4千円でしたからね。僕は一応千葉に住んでたんですけど、関東(東京)に一人暮らしで月17万4千円ってキツくないですか?
それでもブランドがある会社に勤められることにみんなメリットを感じてしまうわけですよ。基本的に崇高な理念を掲げている会社では、そこに勤めてる人達が金銭的に恵まれない可能性が高いと思います。
別にそこで特別良い経験が積めるならそれで全然良いと思うんだけど、僕みたいな「働くんだったら金くれ!」って思考の人間はそういう会社で働く価値は薄いのかなって思います。
フリーランスは自分の市場価値のみで判断される
その点、フリーランスエンジニアになると純粋に自分の市場価値で判断されるようになるんですよね。
だから正社員エンジニアとして通用してきたという実績があればフリーランスでも当然通用するだろうし、正社員の時以上の報酬を受け取れる可能性も非常に高いと思います。
実際正社員もフリーランスもそんなにやることは変わらなくて、正社員の方が高度なプログラムを書くとかいうわけでもないし、みんな同じ事をやって同じような経験を積めるわけですよ。
なので、どうせだったら収入が高いフリーランスという働き方を選んだ方が僕は良いんじゃないかって思います。
理由その2:フリーランスは契約をすぐに切れるオプションがついている
そして二つ目の理由ですが、フリーランスは雇用する側からすると「いつでも契約が切れる」というオプションがついています。
なので、正社員エンジニアとフリーランスエンジニアの収入の差はその「オプション代」があるかどうかの違いもあるんですよね。
企業は正社員を簡単にクビにできないリスクがある
そもそも正社員というのは法律的にもガチガチに守られてます。というのも、労働者の権利は労働基準法によって保障されてるので、雇用する側も社員を簡単に切れないんですよね。
一方、フリーランスの場合はパフォーマンスが悪かったら「来月からおまえバイバイな」って言って契約をすぐに切る事が出来るんですよ。だから使いたい時だけピンポイントで使い、パフォーマンスが悪かったら契約を切る事が出来るわけです。
なので僕達フリーランスは経営においてはすごく柔軟性の高い存在なわけで、正社員エンジニアを簡単に切れないってことは企業にとって重大なリスクとなるんですよね。
企業は仕事ができない人にも毎月給料を支払わないといけない
あなたの会社にも全然仕事できないやつっていないですか?例えば会社の窓際でずっとソリティアやってるおじさんとかね。
そういう人達も法律の保護の対象なので、企業は簡単に辞めさせることができないわけですよ。だから企業は何も価値を生み出さないような人材を抱え続けながら給料を毎月一定額払い続けていかないといけないんですよね。
なので、企業は社員に払い続ける給料を出来るだけ下げていかなければなりません。パフォーマンスの悪い奴がいたとしてもそれをカバーできるぐらい低い給与水準にしとかないといけないわけですからね。
このように、企業には一部のデキる人が生み出した利益をできない人達に配分してる構造があるので、逆を言えばできる人はめちゃくちゃ損なんですよ。そりゃ優秀な人ほど独立しちゃうってのは当たり前の話しなんですよね。
その点フリーランスであればその人の市場価値だけで判断されるし、パフォーマンス次第でいつでも契約を切る事が出来るので、企業は正社員エンジニアよりも高い報酬を「オプション代」として払い出せるわけです。
フリーランスはエージェントの保障制度を使えば無リスクで儲かる
というわけで、どうせやるならフリーランスエンジニアの方が収入も高くて良いと思うんですけど、それでも「雇用が保障されていないこと」に不安を感じる方もいると思います。
ところが!
実はフリーランスエンジニアになって仕事が見つからなかった期間の収入を保障してくれるエージェントもあるんですよ。
例えば僕が取材させてもらった事もあるMidworksさんの場合だと、給与保障制度を使えば案件が一ヶ月探しても見つからなかった場合に単価の60%までの収入を保障してくれます。
こういう保障を受ければ、事実上フリーランスエンジニアであっても収入が途切れる事が無くなるんですよ。
なので、フリーランスエンジニア唯一のデメリットとされていた「収入の継続性が怪しい」っていう部分がこれで解消されてしまうわけです。
つまり、エンジニアがフリーランスになれば、収入が増えるし、やることは変わらないし、食いっぱぐれる事もないってことなんですよ。要はやらない理由は無いって感じなんですよね。
Midworksの詳細記事はこちら▼
フリーランスにならず正社員でいた方が良いエンジニアとは?
とは言っても、野村総研とかIBMのような一流企業の一流エンジニアであれば、わざわざフリーランスエンジニアにならなくてもそれなりの収入が貰えると思います。
そういう一流企業であれば年収1,000~2,000万円くらいは取れる可能性があるので、わざわざ独立する必要も無いんですよね。
だけど、世の中の大半を占める年収500~600万円クラスの一般的なエンジニアであればフリーランスになった方がメリットが大きいんじゃないかなって思います。
フリーランスエンジニアになって月140時間くらい働いて年収800万円くらい取って、あとは余剰資金を使ってスモールビジネスをやったり、情報発信するなり投資するなりして稼いだお金を増やしていけば、まあそこそこ人生逃げ切れるんじゃないかなと思います。
まとめ:正社員エンジニアはフリーランスになって高収入を得よう
というわけで、エンジニアはフリーランスになれば純粋に市場価値で評価されるようになり、いつでも辞めさせられるリスクを負ってる代わりのオプション代もついてくるので収入が跳ね上がります。
ただ、「いつでも辞めさせられるリスク」というのは収入保証型のエージェントによって解消されてるので、実質的にリスクが無くて収入だけめちゃくちゃ上がるという事なんですよね。
なので、現在正社員エンジニアとか派遣エンジニアとかでくすぶってるような方は、フリーランスという道もあるよって事に気づいてもらえればと思ってます。