【体験取材】GEEK JOBのスピード転職コースが超おすすめな理由をインフラエンジニアの僕が解説してみた

どうも、インフラエンジニアのりゅうけん(@ryukke)です。

この記事では、1〜3ヶ月の短期間でインフラエンジニアを目指せるGEEK JOBについて紹介します。

この記事で分かること
  • インフラエンジニアの仕事について
  • GEEK JOBのスピード転職コースの特徴
  • 実際にGEEK JOBのコースを受けてみた感想

最近はたくさんのプログラミングスクールが群雄割拠状態ですが、インフラ技術を学べるスクールって意外と少ないんですよね。

インフラって目立たないけど実は結構おいしい仕事です。フリーランスだと、運用保守に入ればプログラマーよりも長期案件に参画できる可能性が高いし、クラウド系のインフラ案件だと単価も高く、リモートワークなどの柔軟な働き方にも寛容。

そこで今回は、GEEK JOBを直接取材し、体験授業まで受けてきました。インフラエンジニア目線で当スクールのメリット・デメリットを存分に語り尽くそうと思うので、インフラというキャリアに興味のある方はぜひ読み進めてみてください!

 

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる

インフラエンジニアは、企業がITサービスを提供する上で土台となる、サーバやネットワーク機器などの設計構築や保守運用を行う仕事をします。

インフラはシステムの土台となる部分

エンジニアと言ったら真っ先に想像するであろう「プログラマー」は、インフラエンジニアが構築したサーバやネットワークの上でサービスを開発しています。
インフラを扱う場合、何気ない操作がシステム全体を停止させたりするので、慎重さは要求されますが、覚えることはプログラマーより少なく、論理的思考が必要な箇所も比較的少なめです。

インフラは長く働けて収入も安定しやすい

インフラには「保守運用」という長期的にシステムを監修する仕事があるので、フリーランスでも同じ現場でながーく働けます。つまり、収入の安定性が高いです。しかもその割に、稼働が安定してるという。(残業少ない)

確かに、収益性の高さで言えば花形のWebプログラマーに劣りますが、ワークライフバランスを重視するならインフラは結構おすすめです。僕もプログラマーからインフラに転身しましたし。

 

インフラエンジニアとプログラマーの差はなくなってきている

とはいえ、最近はプログラマーとインフラエンジニアの垣根はなくなってきています。プログラマーもサーバやネットワーク構成の理解を求められるし、インフラエンジニアもソースコードが全く読めないとかだとさすがにキツイです。

僕も仕事中大半はスクリプト書いてました。インフラ構成をコードで記述して、運用を自動化したりするのもインフラエンジニアの範疇になってきてるから。特にクラウド系の技術の場合は顕著です。

この業界、プログラマー、インフラエンジニアどちらから入ってもいいと思いますが、将来的なことを考えるとどちらの領域に対しても変に苦手意識は持たない方が良いと思います。

GEEK JOBではプログラマー志望とインフラエンジニア志望が同じ部屋で勉強しています。この環境を活用し、お互い知見を共有しあって切磋琢磨すると良いでしょう。

 

POINT
  • インフラは倫理的思考の必要な箇所が比較的少なめ
  • 収入の安定性が高く長く働きやすい
  • インフラエンジニアとプログラマーの差は無くなってきている

GEEK JOBのスピード転職コースについて

学習内容 サーバ、ネットワーク、クラウドインフラ、
データベース等のインフラ技術の基礎知識
期間 1〜3ヶ月
価格 無料
受講形式 オンライン(4月7日以降の通学カリキュラムは全てオンラインで実施)
備考 20代限定(大学生も受講可)

それでは、そんなインフラ技術が無料で習得でき就職まで可能な全1〜3ヶ月のGEEK JOBのスピード転職コースについて、実際に体験授業を受けた感想も交えて徹底解説していきます!

まずはGEEK JOBの特徴から。

 

GEEK JOBの特徴
  1. 受講料が無料
  2. 広範囲のカリキュラム
  3. 大学生でも受講可能
  4. 現役エンジニアを中心とした講師陣
  5. 就職は「正社員」のみ

GEEK JOBの特徴その1:受講料が無料

GEEK JOBのスピード転職コースは実質受講料が無料です。

GEEK JOBは受講料を無料にする代わりに、受講生を企業に送り込んで手数料を得るというビジネスモデルです。最近のスクールは非常にこのパターンが増えてきています。

就職できなくてもペナルティはない

また、GEEK JOBではカリキュラムを修了したにも関わらず就職できなかった場合も、罰金等のペナルティはありません。なので、気軽に受講できます。

ただし、受講開始2週間以降のドロップアウトや、他エージェント経由で仕事紹介してもらって就業した場合、就職サポートを利用しなかった場合本来支払うはずの受講料(学生は税別60,000円、社会人は税別130,000円)を日割りで支払う必要があります。これはフリーライダー防止施策ですね。

2週間経った時点で継続の意思を確認されるので、インフラエンジニアとして就職したい方はそれまでに腹は括っておきましょう。

ガチで良いところに転職したいならプレミアム転職コースもアリ

また、GEEK JOBで提携先企業以外の選考を受けたい方に対しては、「プレミアム転職コース」が新しく案内されており、こちらでは有料の代わりに、「提携先企業以外の選考を受けることができる」「万が一転職できなかったら受講料全額返金」「30代以上も受講可能」という特典がつきます。

最初から行きたい会社が決まってるような人はこのルートもアリ。※プレミアム転職コースの詳細はこちら

 

メリット:みっちり1〜3ヶ月学習に就職サポート付きで無料というコスパの良さ。
デメリット:GEEK JOBで就職しないといけないので自由度が多少下がる。

GEEK JOBの特徴その2:広範囲のカリキュラム

GEEK JOBのカリキュラムは、他のインフラが学べるスクールの中では圧倒的に広範囲をカバーしています。

「オンプレミス」と「クラウド」について理解する

インフラには大きく分けて「ネットワーク」と「サーバ」といった2つの領域に分かれます。前者はデータ通信経路の設計構築、後者はサービスを提供する機械の設計構築が主。さらに、これら2つの領域それぞれが「オンプレミス」と「クラウド」に分けられます。

「オンプレミス」とは簡単に言うと、物理的にネットワークやサーバをデータセンター内に設置して運用することです。一方、「クラウド」はAmazonやGoogleが管理しているネットワークやサーバをブラウザ経由で間借りして運用することを指します。

 

GEEK JOBはこれらをまんべんなく触れる

大抵のインフラ専門スクールは「オンプレミス」の「ネットワーク」だけ勉強して終わるところが多いですが、GEEK JOBではこの4つの領域を2ヶ月の中で全部まんべんなく触れます。特に、オンプレミスはともかく、クラウドまできっちり押さえてるところはなかなかない。

インフラは「ネットワーク」的なところもあるので、まずはネットワークをしっかり勉強して現場に出るというのも大事ですが、インフラエンジニアの先のキャリアを考えると、サーバ、そしてクラウドは絶対にやっておいた方がいいです。仕事の幅は広がるし、単価も上がりますからね。

 

広範囲で知識を得られる

GEEK JOBの卒業生の評判が現場で非常に良いのは、ネットワークだけじゃなく、広範な知識を得ているため、柔軟に仕事を頼みやすいというのがあるそうです。

ただし、資格取得を目指しているスクールではないので、CCNAのようなインフラの資格をどうしても取っておきたい人には不向きです。まあ、いまエンジニアは売り手市場なので資格なくても十分仕事決まりますけどね。。

 

メリット:ネットワークにサーバにクラウドと、広範な知識が得られる。
デメリット:その分若干得られる知識は浅く、資格取得も目指していない。

GEEK JOBの特徴その3:大学生でも受講可能

他のスクールの就職コースだと大学生は受講できなかったりしますが、GEEK JOBのスピード転職コースは、就職活動中の大学生も受講できます。

大学生ならここからそのまま就活できる

スムーズなのは、大学4年の年明けくらいに受講してそのまま4月に入社するパターン。大学1〜2年の場合、卒業まで遠すぎるので断られますが、3年の終わりくらいなら受講できるそうです。

大学生はGEEK JOBで就職活動すれば書類選考パスできるので楽ですよ。また、卒論終わってからでも十分就職間に合うのでそれまで遊びたおせるし、就職成功率は97.8%のため就職浪人のほぼ心配もない。

もちろん何十社も受ける必要もない。厳選された数社を受ければ大体決まります。

 

スキルアップできる現場をチョイスしてくれる

しかも、GEEK JOBがちゃんとスキルアップできる現場をチョイスしてくれるから、学生の無知さ故に激務薄給で大したスキルアップもできないブラック企業に吸い込まれるリスクも軽減できます。

実は僕も大学生の頃、間違ってかなり黒めのSIerに就職してしまったクチですからね。あの時、もっとちゃんとした会社に就職できてたらフリーランスになるのも1年は早かった。。何はともあれ、僕が大学生の頃にGEEK JOBなんてあったら絶対受講してましたね。

ただし、就職後の年収レンジはインフラの場合、300万〜350万円程度になるので、外資系大手やメガベンチャーなどに就職し新卒でいきなり年収600万円取れるぐらいの実力のある方にはもったいないかもしれません。

 

メリット:大学生でも受講でき、就職成功率は97.8%を誇る。
デメリット:実力のある学生だと就職後の年収が割に合わない可能性あり。

GEEK JOBの特徴その4:現役エンジニアを中心とした講師陣

GEEK JOBはよくある学生メンターが中心のスクールと違い、実際に現場経験豊富なエンジニアを中心に盤石の講師陣になっています。

GEEK JOB本体の正社員エンジニアががっつり入ります。教育を自社で内製化できる企業はコスパよくスクール運営できるし、それが教育の品質の高さや受講料の安さになって受講生に還元されるので非常に良い感じです。

また、現在GEEK JOBでは20代前半を中心に月70名近くの受講申し込みが来ているため、メンターの採用も同時に進めているそう。

具体的な数値は言えませんが、メンター職も現場経験がある程度豊富な人なら結構な額のお給料もらえるので、教えるのが好きなエンジニアは募集してみても良いんじゃないかと思います。

 

メリット:経験豊富なエンジニアに直接指導してもらえる。
デメリット:特になし。

GEEK JOBの特徴その5:就職は「正社員」のみ

GEEK JOBの就職サポートを受けてみたら派遣社員として就職させられてしまった、みたいなことにはなりません。
全員が「正社員」としての就職を目指します。

どちらかというとSESがメインとなる

そして、よく皆さんが気にするところで言えば、「自社内開発かSESか」というところでしょう。

就職した会社で自分のデスクで仕事ができるのが自社内開発である一方、就職した会社から客先に出向し設置された仮デスクで仕事するのがSESです。

基本的にSESは「気を遣う」し、自社と依頼元企業との間で板挟みになりやすいので、できることなら自社内開発の方がのびのびできて良いんですが、大体のスクールはSESでの就業がメインになります。

GEEK JOBの実績で見ても、2018年7月現在で、実際に取引のある企業350社中、自社内開発は92社にとどまっています。全員が全員、自社内開発にいけるわけではありません。

 

どんな人が自社内開発に行ける?

自社内開発の現場に未経験から参画できるエンジニアは、コミュニケーションスキルが高い傾向にあります。要するに、就業先の社員が「この人と一緒に働きたい」とどれだけ強く思ってくれるか勝負です。

男は清潔感、女は愛嬌です。人柄がよく、受け答えもしっかりしていれば自社内開発は十分いけると思います。ちなみに学歴とかはあまり関係ありません。高卒でも自社内開発いけた人も沢山いるそうです。

もしSESになってもそんなに気を落とさないでください。1年も経てば相当スキルは身につくはずなので、そこからフリーランスになって好きなように働けばいいです。短い下積み期間と思って頑張るのが良いでしょう。

 

メリット:「正社員」として就業可能。
デメリット:自社内開発ができる現場に参画できない可能性あり。

カリキュラムを読んでみた感想

というわけで、フリーランスで現役インフラエンジニアやってる僕が実際にインフラコースの体験をしてみた感想です!

体験授業の前にGEEK JOBとはなんぞや?についての説明が1時間程度あります。初心者が勘違いしがちな、プログラマーとインフラエンジニアの違いなんかについても詳しく教えてもらえます。

その後のコース体験は、本カリキュラムと同様、各自与えられた課題をもくもくこなしていくスタイルです。課題にはGEEK JOB登録時に発行されたアカウントのマイページ内からアクセス可能となります。

一応、僕も真面目に課題やってみました。

内容は、VirtualBOXというツールを使って、自分のPC(貸し出しもあり)に仮想環境を作成し、そこにWordpressをインストールするというもの。初歩的なインフラ業務でありそうな課題ですね。

難易度も適正だし、メンターが頻繁に見回りに来てくれるので、初心者も無理なく進められるはず。ただ、体験コースではサーバ周りしかやらないので、ネットワーク機器で遊べないのが少々残念ですね。

自宅でも十分できる課題なので、コース体験なら実機使って簡単なネットワーク組んでみるとかあったら嬉しかったかも。

とはいえ、こんな感じで進めていくんだなという雰囲気を掴むにはバッチリです。

さいごに:エンジニア転身はお早めに

この業界は目に見えて20代が好まれる傾向にあります。就職サポート付きのIT専門スクールの大半が20代限定としているのもこのため。30代過ぎると確実に就職させられる保証ができないから。

やはり若い人の方が吸収力が高いし、現場のリーダーも指示しやすいので重宝されます。逆に未経験なのに歳だけ食ってると、人柄が良ければいいけど変に気難しい感じの人だと現場でめちゃくちゃ気を遣われるわけですよ。

技術と経験があれば歳取ってても全然いいんです。僕も30代ですが仕事はもう無数にある状態です。だけど、完全未経験の30代以降は20代のように引く手数多ではなくなることは覚悟しておいた方がいいでしょう。

ただ、前職の経験をしっかり活かせるのがエンジニアという職業でもあります。

・営業からエンジニア→提案力や行動力も評価してもらえる
・事務職からエンジニア→コツコツと取り組めることを評価してもらえる

など。未経験者の方も、実は決して「ゼロからの挑戦」ではないというと思ってもらえればと。また、他業界における、30代からの転職と比べるとこの業界は相当イージーだとは思います。それだけエンジニアは供給不足ですから。

とはいえ、なるべく早くこの道に足を踏み入れておいた方が後々楽なのは違いないので、20代も、すでに30代の方も、早めのキャリアチェンジを検討してみてください。

なお、冒頭でも軽く触れましたが、GEEK JOBでは「プレミアム転職コース」という有料の新コースがリリースされました。プレミアム転職コースは有料ですが、無料のコースと比べても遥かに深い内容が学べる他、自社開発企業へ行く為の徹底したサポートも受けられます。しかも、転職保証付き。

最低限の学習で手っ取り早く就職したいなら「スピード転職コース」、選考時にある程度PRできるような成果物を用意したい人は「プレミアム転職コース」を選ぶと良いでしょう。

 

インフラエンジニアになるなら専門スクールを選ぼう

「プログラマー」ではなく、「インフラエンジニア」を目指すのであれば、練習用のサーバやネットワーク機器が用意されていて、かつ就職サポートが付帯しているスクールを経由するのがベストです。

プログラマーより現場に出られるまでの期間は短く、それでいてプログラマーと同等の収入が得られる可能性があります。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収800万円~も十分達成可能。

ここでは、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。インフラエンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

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