みんなお金も時間もないのに子育てしようとするのなんでなん。39度の熱がある状態でトライアスロンに挑戦するようなもんなのに。
— やまもとりゅうけん (@ryukke) 2017年6月13日
お金も時間もない人がなんで子育てしようという発想になるのか全く理解できないんですよね。だって、それがめちゃくちゃキツイことくらい小学生でもわかるじゃないですか。旦那は四六時中働いて妻はワンオペ育児って、家庭内に亀裂が走らないわけがないでしょ。普通に考えて。
「無難な人生を送りたい」とかいつも言ってるくせに、なんで子育てに関してだけ突然リスク背負い出すの。チャレンジャーなの。結局、子育てに疲れ果てて愚痴るなら最初から子供なんてつくんなかったらいいんじゃないの。それこそ「子供が可哀想」ってやつじゃないの?
え?なんかおかしいこと言った?
働かないといけない状況に自ら追い込むって普通にすごいな。
子供作っちゃったら当然育てないといけないから、毎月安定的に入ってくる収入がよりいっそう必要になるじゃないですか。ってなると、仕事辞められない感が増すわけですよ。いよいよ労働に縛り付けられる人生の幕開けだけど大丈夫?
僕はそうなるのが嫌だったから、ほぼほぼ働かなくても食っていけるくらいの自動収入が得られるようになるまではとてもじゃないけど子供つくろうなんて気にはなれませんでしたよ。
何でみんな、お金も時間もない丸腰同然の状態で、「子供」という名の巨大なリスクを受け入れられるの。ちなみに、そこで「子孫を残すため」とか言うのやめてね。「戦前か」って思うから。
まあ最悪、働けなくなっても生活保護受ければなんとかなる話ではあるけど、子供がいることで子供がいない時より金銭的に豊かになることはまずないわけですよ。そんなことはわかった上でヤってます?
これ、「経済力がないのに子供を作るのはリスク」っていう純然たる事実を言ってるだけですからね?僕の感情論ではありません。さすがにバカじゃなければわかりますよね。
子育ては余裕がない人は手を出さない方がいい。
それを踏まえて言うと、子育てって、道楽ですよ。お金と時間にある程度余裕がある人の「遊び」です。
ギャンブルって余剰資金のある人だからこそ楽しめるわけで、貧乏人がのめり込んだら破滅するでしょ。子育てだって同じ。余裕のある夫婦ならきっと楽しめるんだけど、そうでない夫婦がやると地獄を見る。
ムーニーのこの動画だって、自分達のことで精一杯な夫婦が子育てなんかにチャレンジするから妻が消耗する羽目になるんですよ。稼ぐためかどうかは知らんけど、常に旦那が家にいないとかヤバいでしょ。なんでその状況で子供つくったし。
もう一度言いますが、子育ては「遊び」です。しかも、あらゆるものを犠牲にしないとできない遊びです。あなたにその準備はできてますかと。
うちは「遊び」を楽しめてますよ。子育てに適した衣食住を整え、子供の病気や怪我など突然の出費にも対応できるバッファを用意し、いつでも僕が育児をサポートできる働き方を獲得したから。
とはいえ、この状況を整えるのに3年かかりましたからね。年収300万円の派遣エンジニアだった僕にとっては、この育成ゲームをプレイするのに超えなければならなかったハードルは結構高かった。
子育ては「義務」ではなく「権利」です。だけどその権利を無思考に行使してしまうと、子供も含め誰も幸せにならないわけです。大人だったらこの意味わかるよね。
さいごに:遊びだからこそ真剣にやらないとね。
最近では、「遊び」が仕事になったりするので、子育ても真剣に遊べば、お金になるとは思います。例えば、Youtubeで子供におもちゃの紹介させて広告収入を得るとか。ブログでも子育てをテーマにしてる人多いですよね。
非生産性が半端ない「子育て」を、お金を生み出すための作業に転化できれば、実は全て解決したりします。ある意味「子育て」が、「お金も時間もない家庭がお金と時間をつくるために挑戦するネタ」になるかもしれないということ。
まあ、「遊び」を真面目に捉えられる気概を持った夫婦じゃないとキツイけど。
今回は、「経済力を獲得してから子育てした方が楽ですよ」という当たり前の事実を述べました。「子育てを道楽に例えるなんてけしからん」とか「お金がなくても幸せになれる」とか「腹痛めて子供を産んだ母親に失礼」みたいな、バカが思いつきそうなズレた議論はよそでやってくださいね。