どうも、フリーランスインフラエンジニアのりゅうけんです。
僕はエンジニアの転職、独立支援系のサービスは常々ウォッチしていて、目ぼしいのがあればすぐにサービスを利用しています。
そこで、今回僕のセンサーに引っかかったのが、Tech Starsという求人サービス。これはなかなか魅力的ですよ。
独特の案件マッチングシステムに、平均年収の高さ。久々に「あたりがキタ!」という感じ。というわけで、今回も登録+取材させて頂いた上で記事書いてみました。差し迫って転職の意思がない方も、とりあえず登録しておくといいですよ。理由は後述します。
目次
転職の意思がない人ほど市場価値は高い?
ところで先日、某転職エージェントから聞いた話によると、転職、独立支援系のサービスに登録しているエンジニアには二種類存在するらしいです。まさに転職や独立をしようと動いているエンジニアと、今は転職も独立も考えてはいないけど、ものは試しで登録してみたエンジニアです。
僕は、企業が求めているのは前者かと思っていたのですが、それは間違いでした。企業は後者を高く評価するというのです。
「よくわからないサービスでもとりあえず使ってみる」くらいの先進性があり、差し迫って転職の必要性を感じていない技術者の方が今の現場で重宝されている可能性が高く、優秀であると。言われてみれば納得。
そこで、良い案件があれば転職しても良いというゆるい温度感のエンジニアと、高い技術力を持ったエンジニアが欲しい企業をマッチングさせるといいんじゃね?と考えたのがTech Starsなのです。
Tech Stars(テックスターズ)とは?
Tech Starsは、2015年12月にリリースしたばかりの新進気鋭の求人サービスです。こちらのサービス紹介動画をみるとわかりやすい。
特徴1:システムよるエンジニアと企業のマッチング
Tech Starsが他の転職エージェントと異なるのは、システムによる「ダイレクトリクルーティング」を実現しているところです。
エンジニアは、スキルや希望の年収や勤務地、または勤務形態(正社員契約志望かフリーランス契約志望かなど)を予め登録しておけば、システムが自動的に企業とマッチングさせて、待っていれば企業から直接オファーが届きます。まさにPairsとかOmiaiのような出会い系サービスの転職サービスバージョンですね。
これまで、エンジニアが採用掲載媒体に企業が出している求人広告を見て応募するというのがマッチングビジネスの基本でしたが、Tech Starsの場合、これが逆になります。登録しているエンジニアは採用担当者だけが閲覧できるサイトにリストアップされ、企業側がエンジニアに応募するのです。
出会い系サービスでいつも必死で女の子にメッセージを送りつけていた僕達は、ITの世界ではメッセージを送りつけられる女の子側になるわけです。いいね。
「すぐに仕事の紹介が欲しいわけではないけど良いオファーが来たらぜひ!」という温度感の人は登録しておくと良い感じにタネを撒いておけます。そのため、とりあえずでも登録しておくのがいいんです。僕もいつか超良案件が舞い降りてくるのを心待ちにしています。
特徴2:登録しているエンジニアの評価が高い
さらに、このサービスに登録しているエンジニアは企業からの評価が高いそうです。
Tech Starsが運営するTechStarsBlogというオウンドメディアに、エンジニア向けの技術情報やライフハック記事が掲載されておりこれが、「先進性が高い」「好奇心が強い」といった企業が欲しがる属性を持つエンジニアによく読まれています。
そして、Tech Starsに登録しているエンジニアはそこから流入してきた割合が大きいため、質の高いエンジニアが多いと採用担当者が認識しているそうです。これは希望の条件でマッチングしやすいでしょう。
僕もとりあえず面白そうだから登録してみたクチですが、そんな僕が企業から高く評価されてるとは棚からぼた餅すぎますね。。
特徴3:年収が高い
Tech Starsの登録エンジニアの平均年収、平均年齢をみていきましょう。
年収がこちら。なんと601~800万円のゾーンが最も大きいです。Tech Starsでは、自分が納得できる案件からのオファーが来るまで待つので、みんな最良の条件でジョインするんですよね。
また、年齢層は30代前半が多く、若め。IT業界はほんと若い人でもガンガン稼ぐ人が多いですね。
ちなみに、20代も全然いるそうなのでご安心ください。キャリアは浅くても、若さにポテンシャルを感じてくれる企業はいま沢山あります。なんせIT業界は人手不足ですからね。きっとオファーきますよ。
特徴4:オーダーメイドでの案件紹介も可能
システムによるマッチングをサービスの主体としてはいますが、希望すれば、営業がオーダーメイドで案件を紹介してくれるそうです。
また、フリーランス向けの案件を紹介することも、正社員向けの案件を紹介することもどちらも可能。
運営会社のBrandingEngineerは、プログラミングスクールから派遣エージェントまで、エンジニアのキャリアサポート全般を網羅してるので、ワンストップで柔軟に対応してくれるんですよね。
サポートの流れ
サポートの流れはこう。1分程度でアカウントは作成できたら、Tech Starsの担当から連絡が来るのを待ちます。その後、面談で希望条件などを詳細に伝えてみましょう。面談自体はSkypeとかでもOKです。
後は、オファーを待つだけとなります。良いオファーがあれば、Tech Starsの担当と一緒にクライアント企業との採用面談に向かいます。結果は後日。
さいごに:エンジニア仕事探すの楽すぎ説
Tech Starsのような求人サービスの登場によって、本当にエンジニアが理想の働き方を追求できる時代になりました。
僕はフリーランスになった当初、文系出身でキャリアも2年ほどしかありませんでしたが、社会の波にのってフリーランスになることができました。どんどんエンジニアに優しい社会になりつつあるように思います。なんせ売り手市場ですし。
今の時代のエンジニアにとって最高のライフハックとは、常に先進性を持って、新しいサービスを試して取り入れていくことかもしれません。今の会社よりもっと自分を高く評価してくれる環境に対して常にアンテナを張っておけばきっとよりよいチャンスが掴めるから。