
学生の就職活動もそろそろ終盤だけど、超簡単なことで悩んだりしてる子いるよね。。この記事で書いてることやったら絶対受かるのに。
僕が就職活動をやってた時期は2009~2010年(当時は就職活動が3年生の夏頃からはじまっていた)。リーマンショック後、日本最大級の就職氷河期が訪れた頃。
当時、単位もほぼ取得しきっていて、自宅に引きこもり「ニコニコ動画に動画を投稿すること」にハマっていた僕は、就職活動そっちのけでひとり遊びしていた。
動画を投稿するには、マイクやらオーディオインターフェースやらミキシングやら、色々と勉強しないといけないことが多々あった。技術的なことは全部自分でやらないと気が済まない僕には就職活動なんてやってる暇はない。笑
なので、結局エントリーした会社は絞って5社。周りを見ると100社とか受けてるやついて、アホというか「暇か」と思った。
文系だし、営業なんていつでもできるだろうという自信はあった。人生危ない橋は渡りたくなかった当時の僕は、食いっぱぐれないためにも、まずは手に職をつけておこうと考える。ということで、IT技術者になるため、大手SIerのエンジニア職を志望。
結果、3社受かる。
就職活動で努力したこと
特にない。業界分析も企業分析もたかが学生がやってわかるわけがないのでやらなかった。キャリアカウンセラーみたいな、大した社会経験の無い人がやってる就職相談課には一切通わなかったし、ドアの開け方とか椅子の座り方みたいな謎の礼儀作法を頑張ったわけでもない。そもそも、働いた分のお金がちゃんと貰えるとこならどこでもいいと思っていたので、社風と自分の共通点を探す自己分析なんかも特にやってない。
だけど、ただ一つ意識してやっていたことは、
会社に手紙とかメールを頻繁に送りつけてたこと。だった。
説明会終わったら、手紙。
一次面接終わったら、手紙。
二次面接終わったら、手紙。
最終面接終わったら、巻物みたいなやつ。
内容は、簡単に感謝の意を述べてるだけ。
で、手紙送ったあとは、説明会のブースの横で人事つかまえて、すいまっせん〜!あの手紙送ったん僕っす〜とか言って、適当にコミュニケーションとって仲良くなっておく。
そしたら、あとは、相当的外れなこと言わなかったら大体受かる。(僕は相当的外れなことを5社中2社で言ったので、そこは落ちたw)
人事の立場になって考えてみたら
そもそも、企業側の立場になって考えてみたら、大体わかる。
学生のスキルに大した差なんてない。ものすごくデキる意識高い系は、電通とか博報堂とか五大商社とかいくんだろうけど、その他の会社からすればどの学生のスキルも大差ないわけ。せいぜい見た目とか、喋り方がある程度しっかりしてるとか、性格がなじみやすそうかとかくらいしか見てない。
で、そんな基準だったら、それなりの美容院で散髪して、2~3万のスーツ買って身だしなみ整えて、明るく喋ってたらクリアする。笑
だったら、他の連中がやってないようなことをちょろっとやれば気を引けるし、採用される確率もぐーんと上がるでしょ。そういうのを押さえとけばいい。
僕はスーツも喪服みたいな黒スーツは一切着なかったし(ライトグレーとかストライプの着てた)、極力周囲と被らないことだけ意識してた。
最後に
100社受けて一つも受かってない周りの学生を見た時、まあ、なんとも言えない気分になった。しかもそういうやつらって手紙送ったらいいよ〜って言ってるのに、絶対やんないんだよね。何故か。
悩んでる人は、難しく難しく考えてるんだろうけど、本当は簡単だから。周囲に同調せず、自分を埋もれさせないように相手にみせていくっていう、セルフプロデュースの意識がちょっとあるだけでいい。