ドタキャンの責任は、ドタキャンされた側に100%あります。適切な手順を踏めばドタキャンなんてのは100%回避できるんです。その手順を踏まずして、「ドタキャンされて悲しいー」なんてアホかと。お前が悪い。
ドタキャンを回避するために
なぜ、あなたがドタキャンされやすいか。それは、そもそもあなたが遅刻やドタキャンを平気でする人だからです。したことはかえるわけで、やったらやり返されるのが世の常。自分の胸に手を当てて聞いてみてください。僕は一回自分が遅刻したら、三回くらいは誰かにドタキャンされると思って行動してます。
まず自分が誠実な人間になれば、何もしなくてもドタキャンのリスクをかなり減らすことはできるんですが、いますぐ100%ドタキャンされない人間になりたいというせっかちな人は以下を読み進めてください。
ステップ1 予定の価値をわからせる
アポを取る時点で、その予定がいかに相手にとってメリットのあることかわからせましょう。多くの人はこの時点で甘いです。みんなその予定の価値がわかってないからドタキャンするんです。
例えば、合コンだったら、「合コンやるからきてくれない?」じゃなく、「お前のプロフィール説明したら、めっちゃタイプかもっていってる女の子がいて、その子と今度合コンするんだけど来る?」が正解です。
相手がその予定に対してワクワクさせることに全力で頭を使ってください。嘘も方便と言いますが、これくらいの嘘は許容されます。どうせ、来たら来たで満足してくれるんだから、ドタキャンさせないための嘘は相手のためになるんです。
そして、予定を提案する時、下手に出てはいけません。「来てくれない?」ではなく、「呼んであげる」です。合コンでも、「来てくれない?」だったらどんなブスが出てくるのか不安になるけど、「呼んであげる」だったら、もしかしたらものすごくかわいい子用意してるんじゃないかと期待します。人間の心理です。
営業のアポでも同じです。相手にとってのメリットを的確に伝えた上で、「教えてあげる」というスタンスを崩さないことです。何も偉そうにものを言えというわけではありません。自分の提案に絶対の自信を持つことが大事なわけです。自信がまだないのであれば、インプットが足りません。もっと扱っている商品やサービスを理解する努力をしましょう。
どうしても微妙な商品やサービスならどうしようもないですけどね。
ステップ2 責任を持たせる
予定をすっぽかしても、お咎めなしだからと思ってドタキャンする人が多いわけです。ドタキャンした人に厳正な処罰をしろという話ではありませんが、その予定を守ることに対して、きちんと責任を持たせることが大事です。
例えば、「今度の飲み会は人数が最低8人以上いないと開催できなくて、急なキャンセルが発生したら開催できなくて全員に迷惑かかっちゃうんだよね。」と言っておくと、よっぽど自己中な人でなければドタキャンしません。
他にも、「お前のために忙しい中、わざわざ遠くから時間つくって来てくれる人がいる」とか、「こないだお前に貸したあれ、この時に来るAっていう友達に貸したいから、必ず持ってきて」など。
ドタキャンさせないためなら何してもいいんです。ドタキャンなんてする奴は地獄に落ちるので、友達を地獄行きにさせないためにも、何としてでもドタキャンを回避するように誘導してあげてください。
ステップ3 前日に確認する
極めつけはこれです。前日に「明日ってドタキャンする?ドタキャンされたら困るから、キャンセルするならいまのうちにキャンセルしといて。レスポンスが今日の〜時までにない場合は、キャンセル扱いにするね。」と言って確認しておくことです。
これで100%ドタキャンは回避できます。前日でもキャンセルされると困るのであれば、前々日とか、自分がキャンセルを許容できる日時に設定すればいいわけです。
みんなこの確認作業を怠るから、予定の30分前になって、「すいません、実は昨日から体調不良で。。今日参加できそうにないです。。」とか言われてしまいます。
彼らを体調不良から救ってあげるためにも、前日までに必ずキャンセルの確認をしましょう。
あなたがなめられないこと
一番大事なのは、あなたがドタキャンを簡単に許してくれる人物だと思われないことです。そのためにはまず自分の姿勢を正してください。あなたが普段から、気分次第で突然音信不通になったり、いつも平気で10分20分の遅刻をしてくる人物だから、周りの人に舐められて、ドタキャンされるわけです。
僕の大学時代に所属していたゼミでは、先生からのメールに2時間以内に返信できなかったらほぼ破門でした。単位は取得できず、留年が確定してしまいます。社会人として、というか人間として、迅速なレスポンスをするのは礼儀で、そんなこともできない人は単位を取得する資格はないということでした。厳しすぎる気もするけど。
どれだけ忙しくても、2時間以内にLINEを返すとか、予定は絶対に遅刻しないとか、それくらいの基準で人と接しないと、なあなあな人生を送ってしまうのもわかります。
確かに、いつも気を張っておく必要はあるので、窮屈になるかもしれませんが、どちらかと言えば、いつも誰かにドタキャンされる人生の方が、僕は生きづらいと思うのです。