未経験OKの怪しいエンジニア求人の5つの特徴!失敗しないための対策やおすすめのキャリア形成の方法を紹介

本記事では「未経験OKの怪しい求人」について解説をしていきます。

ITエンジニアは、たびたび「未経験OK」を謳う求人があります。これから未経験者にはありがたい求人ですが「怪しい会社なのではないか?」と不安になる方も多いでしょう

「未経験OK」だからと言って必ずしも怪しい会社の求人であるとは限りませんが、内容を十分に確認する必要はあります。

そこでこの記事では、求人の内容のチェックポイントや未経験からITエンジニアになるための方法について解説します。

この記事で分かること
  • 未経験OKのエンジニアの求人は怪しいと言われる理由
  • 未経験OKの怪しいエンジニア求人の特徴
  • 優良な未経験OKのエンジニア求人・企業の特徴
  • 未経験OKの怪しいエンジニア求人で失敗しないための対策
  • 未経験者には転職に強い「テックステージ」がおすすめな理由

未経験者の長期的なキャリア形成におすすめのスクールも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
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未経験OKのエンジニアの求人は怪しいと言われる理由

未経験OKのエンジニア求人が多い背景は、深刻な人材不足です。IT業界では、2030年には国内で約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。このため経験のない人材でも積極的に採用しようとする動きが見られます。

人材不足から未経験OKの求人を出している会社は、給与などの待遇や教育環境が悪いことが少なくありません。

未経験者であるため給与面などの待遇が悪い点は致し方ないとしても、教育環境の悪い会社では、経験を積む機会が少なくキャリアアップが難しい状況に陥ってしまいます。

そのため未経験OKの求人に応募する場合には、労働・教育環境をしっかりと確認することが重要です。

未経験OKの怪しいエンジニア求人の5つの特徴

未経験OKの怪しい求人には、主に以下の5つの特徴があります。

  1. 求人に「土日休み」「週休2日制」の記載がない
  2. 固定残業制になっている
  3. 常に求人を出している
  4. 社員の平均年齢が低い
  5. 勤務形態が顧客先常駐

    求人に応募する際には、以上の点を必ず確認するようにしましょう。

    1. 求人に「土日休み」「週休2日制」の記載がない

    業務の多いITエンジニアであっても、土日休みや週休2日制は基本的な条件です。求人票を見る際には「土日休み」「週休2日制」が明記されているのか確認しましょう。

    求人票に記載がない場合、週末も含めて働くことが要求されるケースがあります。

    ただし「システム保守」や「運用監視」を行う企業では、業務の性質上、24時間体制の交代勤務は一般的です。

    2. 固定残業制になっている

    固定残業制とは、残業があってもなくても固定の残業代が支払われる制度です。求人票に「固定残業時間:月〇時間」といった記載があれば、その企業は固定残業制を採用している証拠です。

    固定残業性は残業が少なければ得になりますが、逆に多くの残業が発生しても固定の残業代しか支払われないため、実質的には賃金が下がることになります。

    また固定残業性を採用している企業では、残業することが前提となっているためこのような制度を採用しています。

    残業が常態化した会社になっている可能性が高いですね。

    3. 常に求人を出している

    常に求人を出している会社は、社員の定着率が低い可能性があります。定着率とは入社した従業員が一定の期間後に、どれだけ自社で働き続けているかを示す指標です。

    定着率の低さは「労働環境が悪い」「労働に対して給与が安い」ことなどが主な原因です。

    または他にも「評判が悪くて応募がない」会社である可能性もあります。常に求人を出している会社に応募する際には、会社の評判や待遇などについて良く確認しておく必要があるでしょう。

    4. 社員の平均年齢が低い

    社員の平均年齢が低い会社も、定着率が低い可能性があります。

    IT業界では若い人材が多いというイメージがありますが、ベンチャーやWeb系の企業を除けば、優良な会社は年齢バランスは必ずしも悪くありません。

    平均年齢が低い理由は、結婚や出産といったライフステージの変化に対応できないことが原因になっていることも多いです。求人を出している会社が、社員が長く安心して働ける環境を提供しているのか確認が必要です。

    5. 勤務形態が顧客先常駐

    顧客先常駐の勤務形態は、SES(システム・エンジニアリング・サービス)企業に多く見られる働き方です。SES企業とは、クライアント企業にエンジニアを派遣して報酬を受け取る「システムエンジニアリングサービス」を行う企業のことです。

    クライアント企業に常駐するため、教育やサポートが不十分で、孤立してしまう可能性があります。

    待遇や業務時間の長さは派遣先次第で変わるため、労働環境の不確定要素も大きくなります。

    優良な未経験OKのエンジニア求人・企業の4つの特徴

    怪しい求人を見抜くポイントを見てきましたが、逆に未経験OKでも優良な会社には以下の4つの特徴があります。

    1. 研修期間や内容が明記されている
    2. 学歴など応募要件を示している
    3. 元請案件が多い
    4. 優良企業認定を受けている

      一つひとつ見ていきましょう。

      1. 研修期間や内容が明記されている

      優良な企業では、研修期間やその内容がしっかりと求人票に記載されています。研修内容や期間の明記は、プロジェクトの進行に余裕があり、人材を育成する余裕と姿勢がある証拠です。

      未経験者が最初の就職先として選ぶべきは、教育やサポート体制が充実している会社です。

      人材の使い捨てになってしまうような会社は避けるべきでしょう。

      2. 学歴など応募要件を示している

      優良な企業は、応募要件として学歴や必要なスキルを明示しています。未経験OKの求人であっても、まったくのノースキルではなく、ある程度の基礎知識が求められる場合が多いです。

      応募要件が具体的であるほど、その企業は人材採用にしっかりとした基準を持っており、適切な人材を選び抜く姿勢を示しています。

      学歴すら不問の場合には、誰でも良いから来てくださいと言っているのも同じです。

      3. 元請案件が多い

      IT業界は多重下請け構造になっているため、上流工程から下流工程まで明確に区別された会社が担います。

      その中でも元請案件が多い会社は、取引先からの信頼が厚く、社員のスキルも高い水準にありますこうした企業では社員教育や研修制度も充実していることが多く、未経験者でもしっかりとした成長が期待できます。

      ただし元請となれる会社への就職はハードルが高いことも事実です。

      4. 優良企業認定を受けている

      優良企業であるか見抜くには、行政機関が設けている認定を受けているか確認する方法があります。

      例えば、以下のような制度の認定を受けているか確認してみましょう。

      • 健康経営優良法人:優良な健康経営を実践している企業に認定を行っている制度
      • くるみん:子育てサポートの優良企業認定制度
      • えるぼし:女性の活躍を推進している企業の優良企業認定制度

      これらの認定を受けている企業は、従業員の働きやすさやライフステージに応じたサポートを重視していることが多く、安心して働ける環境が整っています

      未経験OKの怪しいエンジニア求人で失敗しないための4つの対策

      怪しい求人にひっかからないためには、応募する側も相応の準備が必要です。どこでも良いから転職したいでは、労働・教育環境の悪い会社に入社してしまうリスクが高まります。

      そこで未経験からITエンジニアに転職したいという方は、以下の4つの対策をした上で転職活動に臨みましょう。

      1. スキルを身に付ける
      2. キャリアプランを検討する
      3. 企業の情報収集をする
      4. 面接対策をする

        それぞれ詳しく見ていきましょう。

        1. スキルを身に付ける

        エンジニアとして成功するためには、スキルの習得が不可欠です。

        未経験とはいえ、基礎的なスキルは事前に身につけておくべきです。

        プログラミング言語の基礎やIT業界の基本的な知識を学んでおくことで、入社後の成長がスムーズになります。また基礎的な学習をしておけば企業側がどんなスキルを持った人材を求めているのか理解できるようになるでしょう。

        2. キャリアプランを検討する

        未経験者こそ、長期的なキャリアプランをしっかりと考える必要があります。単にどこでも良いから働きたいという姿勢では、怪しい求人に引っかかるリスクが高まります。

        キャリアプランづくりには、自己分析や将来像の明確化に加えて、IT業界の知識も必要です。

        自身だけでキャリアプランを描くことが難しい未経験者は、IT業界に精通したキャリアアドバイザーなどの専門家の手を借りましょう。

        3. 企業の情報収集をする

        転職先選びにおいて、会社情報の収集は欠かせません。しかし未経験者は、業界の知識や経験が少ないため、自力での情報収集は難しい場合があります。

        そのため、ITエンジニアに特化した転職サイトやキャリアサポート付きのプログラミングスクールを活用することがおすすめです。

        4. 面接対策をする

        面接は、自身を採用するメリットを相手企業に伝えるための重要な場です。相手企業が求めることと、自分の強みやキャリアプランをしっかりとマッチさせて伝えることで、採用の可能性が高まります。

        中長期的に企業にどのように貢献できるのかを具体的に説明することが求められますね。

        未経験者には転職に強い「テックステージ」がおすすめな2つの理由

        未経験者がITエンジニアとしての基礎知識を身に付けるには、オンラインスクールの活用が有効です。オンラインスクールは、場所を選ばずに学習できるため、働きながら学ぶには最適な方法と言えます。

        オンラインスクールを選ぶ際には、未経験者の転職に強い「テックステージ」をおすすめします。スキルだけでなくキャリア形成のサポートも充実している「テックステージ」は未経験者に最適です。

        こちらでは「テックステージ」の特徴を以下の2点から解説します。

        1. 長期的なキャリア形成をサポートしてもらえる
        2. プログラミングだけでなくソフトスキルも学べる

          一つひとつ見ていきましょう。

          >>テックステージの無料パーソナルキャリア相談会への申込みはこちら

          1. 長期的なキャリア形成をサポートしてもらえる

          テックステージは、長期的なキャリア形成のサポートを重視しているプログラミングスクールです。プログラミング学習と平行して「自己分析サポート」「転職活動サポート」「キャリアサポート」の3つの転職トレーニングが用意されています。

          それぞれのトレーニングは、専門の教育を受けた専属コーチによって行われます。

          テックステージは、他のプログラミングスクールとは異なり「転職保証」を謳っていません。転職先紹介が目的ではないため、受講生一人ひとりに応じたキャリア支援を行います。どこでも良いから就職させられるということがないため安心です。

          2. プログラミングだけでなくソフトスキルも学べる

          スキル学習では、プログラムを書く力はもちろん、ソフトスキルにも力を入れています。

          ソフトスキルとは、論理的思考力や問題解決力を指します。

          実際の開発現場で求められる能力はプログラミングだけではありません。プロジェクトの課題を解決しながらチームで進める開発現場では、対人能力や思考力が求められるのです。「ソフトスキル」が高ければ、プログラマーだけでなく、より上流の仕事ができるようになります。

          このように「テックステージ」では、より長期的な視点を持って「キャリア形成」「スキル習得」をサポートします。専属コーチの付く学習スタイルは、未経験者にとっては得難い環境と言えるでしょう。

          さいごに:未経験OKの怪しいエンジニア求人で失敗しないために長期的なキャリアプランを描こう

          「未経験OKの求人」は、他業種からの転職を考えている方には魅力的です。しかし、どこでも良いからと転職をしてしまうと、早いうちに行き詰ってしまうことは明白です。

          未経験からITエンジニアを目指すには、確かなスキルと長期的なキャリアプランが欠かせませんしかし未経験者は知識や経験が乏しいため、IT業界に精通したコーチやアドバイザーが必要です。

          テックステージでは専属のコーチがキャリア形成とスキル学習をサポートしてくれます。未経験からITエンジニアを目指している方は、ぜひ「テックステージ」をチェックしてみてください。

          エンジニアになるならプログラミングスクールから

          いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

          なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

          ここでは、受講スタイル(オンライン・オフラインなど)、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。エンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

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