本記事では、オンラインサロンのプラットフォームについて解説します。
「オンラインサロンを開設したいけど、どのプラットフォームを選べばいいかわからない」と考えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
正直、これからオンラインサロンを始める人だと、各プラットフォームの違いがわからないのも無理がないと思うんですよね。
そこで約7年間オンラインサロンを運営している僕が、おすすめのプラットフォームと選び方をお伝えしようと思います。
- オンラインサロン用のプラットフォームとは
- 選ぶときのポイント
- おすすめのプラットフォーム5選
一度プラットフォームを決めてしまうと、変更するには非常に手間がかかります。ぜひこの記事を最後まで読んで、間違いのない選択をしていただければと思います。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
オンラインサロン用プラットフォームとは
オンラインサロンの開設には、自前でサイトを作るか、専用のプラットフォームを活用するかの2つの方法があります。
既存のプラットフォームには、コミュニティ運営に必要なシステムや機能が用意されているので、専門知識がなくてもオンラインサロンを開設しやすいのが大きな特徴です。
プラットフォームに用意されている代表的な機能は以下の通り。
- メンバー管理
- 動画の埋め込み
- ライブ配信
- 質問対応
- 集客用サイト
例えばオンクラスという教育系に特化したプラットフォームでは、オンラインサロン内のメンバーのモチベーションを上げる機能が豊富に揃っています。
プラットフォームによって細かい機能は異なるので、どのようなオンラインサロンを作りたいか考えることが大切ですね。
オンラインサロンのプラットフォームを選ぶときのポイント3つ
現在はオンラインサロンというビジネスが一般的になってきたので、プラットフォームの数も増えてきました。
ただ、これからプラットフォームを決めようと思っている人からすると、何を考えればいいかわからないですよね。
そこでオンラインサロンのオーナーを約7年間も運営している僕が、プラットフォームを選ぶときのポイントについて解説します。
- どのくらいの手数料がかかるか
- コミュニティの属性に合っているか
- サポート対応が充実しているか
1.どのくらいの手数料がかかるか
オンラインサロンを運営するときには、プラットフォーム側に費用を支払う必要があります。
オーナーからプラットフォームへ支払う料金の種類は、月額利用料金と決済手数料の大きく2つ。
月額料金がかかるプラットフォームでは、決済手数料が低く設定されているのが一般的です。逆に月額料金が0円だと、決済手数料が高く指定されています。
特に決済手数料は、サービスの販売やサブスクの決済が行われるときに発生するので、オンラインサロンの規模が大きくなるにつれて料金も増えやすいんですよね。そのため、どのようなオンラインサロンを作りたいかに合わせて、プラットフォームの手数料も確認しておくといいでしょう。
2.コミュニティの属性に合っているか
一言でオンラインサロンといっても、以下のように4つの種類があります。
- ファンクラブ型:オーナーを好きなファンが入会する
- プロジェクト型:サロン内で作った目標を参加者たちで達成する
- コミュニティ型:共通の趣味や価値観を持つ人が交流する
- レッスン型:仕事のスキルアップのために入会する
僕が運営する人生逃げ切りサロンではWeb系のスキルを学べて仕事を獲得できるので、レッスン型やコミュニティ型に含まれます。
西野亮廣さんや堀江貴文さんなどの有名人が運営するオンラインサロンは、オーナーの話を聞きたい人、サロン内で何かを成し遂げたい人が集まるので、コミュニティ型やプロジェクト型です。
このようにオンラインサロンの属性によって、適したプラットフォームも変わってきます。
例えば人生逃げ切りサロンでは、参加者の学習を優先するために教育系に特化したオンクラスを活用しています。
プラットフォームを選ぶときは、どのようなジャンルのオンラインサロンを運営するのか合わせて考えるのがおすすめです。
3.サポート対応が充実しているか
プラットフォームでは、オンラインサロンの運営をスムーズに行うために、オーナーに対するサポートが用意されています。
具体的なサポート内容は、大きく以下の通り。
- プラットフォームの使い方のフォロー
- オンラインサロンのオーナー向けセミナー
- コミュニティを拡大するためのノウハウ提供
- 悪質な参加者の対応
電話相談やメール、チャットにて質問できることが多いので、初めてオンラインサロンを運営する人でも安心です。
ただし、サポート内容の詳細や対応までにかかる時間はプラットフォームによって異なるので、事前に確認しておくといいでしょう。
おすすめのオンラインサロンプラットフォーム5選
それでは、おすすめのプラットフォームを紹介していきます。
各プラットフォームがどのようなオーナーに向いているのか解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- オンクラス
- DMMオンラインサロン
- CAMPFIRE Community
- YOOR
- FANTS
1.オンクラス
オンクラスとは、オンラインサロンでメンバーにコンテンツを提供したい方におすすめの教育系プラットフォームです。
決済手数料は無料で、月額料金のみで利用できます。さらに受講生が5名以下であれば、無料でお試しできるのも嬉しいところ。
僕が運営する人生逃げ切りサロンでもオンクラスを活用してWeb系の講座を制作し、多くの受講生から高い評価をもらっています。
オンクラスの基本的な機能は以下の通り。
- 各教材の理解度を把握できる感想文
- 受講生に記憶を定着させるための小テスト
- 受講生の自制心を高める学習計画機能
- 学びを効率化するAI動画要約
いずれの機能も、受講生がオンラインサロンのコンテンツで成長できるように必要なものです。合計20個以上の使いやすい機能があるので、教育系オンラインサロンを開設する方にピッタリ。
無料でお試しする場合はクレジットカードの登録も必要ないので、ぜひ気軽に利用してみてください。
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2.DMMオンラインサロン
引用:DMMオンラインサロンより引用
DMMオンラインサロンは、国内最大級のプラットフォームの1つです。
初期費用0円でオンラインサロンを開設できるのが大きな特徴で、年間の費用もかかりません。手数料については公開されていませんが、公式サイトによると、オーナー報酬は最大90%と記載されています。
DMMオンラインサロンの基本機能は以下の通り。
- ライブやラジオ配信(アプリはiOSのみ対応)
- 入退会処理の自動化
- デジタルコンテンツ販売
さらに安心なサロン運営を実現するために、未成年者の利用やサロン内での勧誘、誹謗中傷に対して対応を行ってくれます。
安心して利用できるのが強みですが、サロンの数も非常に多いので、競合と差別化しないとメンバーの集客に苦労するのが難しいところ。
とにかく大手のプラットフォームを選びたい方には、DMMオンラインサロンがおすすめです。
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3.CAMPFIRE Community
引用:CAMPFIRE Communityより引用
ファンクラブとしてオンラインサロンを運営したい方におすすめなのが、CAMPFIRE Communityというサービス。
初期費用が0円でオンラインサロンを開設できるのですが、売り上げ総額の15%を手数料として差し引かれます。CAMPFIRE Communityの大きな特徴は、以下の3つ。
- サロン運営を自動化できる機能が豊富
- クラウドファンディングを組み合わせた運用が可能
- ファンを獲得するための仕組み
さらにオンラインサロン開設時や運営中などに疑問が出てきた場合でも、シーンに合わせて24時間以内に返答してくれるのも大きな魅力です。
すでに情報発信やコミュニティ活動などで影響力を持っている方で、より自分のファンと絆を深めたり、交流したりしたい方におすすめといえます。
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4.YOOR
引用:YOORより引用
YOORは、業界初のAI機能を搭載しているプラットフォームです。
初期費用と月額料金がともに0円ですが、18%の手数料が差し引かれます。
YOORの大きな特徴は、面倒くさい手続きが一切不要で、申請をせずに最短5分程度でサロンを開設できる点。サクッとオンラインサロンを開設して、運営を始めたい方にピッタリといえますね。
また安全面にも配慮されていて、YOOR内ではオーナーやメンバー、第三者に対する誹謗中傷や嫌がらせのような投稿が一切禁止です。常にキーワード自動検知やスタッフがチェックしており、たとえ悪質な投稿があったとしても、迅速にペナルティ対応をしてくれます。
オンラインサロンのオーナーとして活動していると、どうしても第三者からの誹謗中傷は起こってしまうことが多いので、すぐに対応してくれるのは嬉しいですね。
メッセージでのトラブルを避けたい方は、YOORをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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5.FANTS
引用:FANTSより引用
オンラインサロンの運営を代行して欲しい方には、FANTSというプラットフォームがおすすめ。
FANTSは3つのプランがあり、費用はそれぞれ異なります。
- スタンダードプラン:専属スタッフがサロン開設を支援
- プロデュースプラン:専属プロデューサーが企画からフルサポート
- 運営代行プラン:FANTSチームが企画から運営までを代行
特に運営代行プランがあるのがFANTSの大きな特徴で、オンラインサロンに関することを外注したい方にとっては非常に魅力的ですね。
資料ダウンロードや個別相談で詳細を確認できるので、気になる方はお問い合わせしてみるのがおすすめです。
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教育系オンラインサロンを始めるならオンクラスがおすすめ
メンバーのスキルアップが目的のオンラインサロンを開設するなら、オンクラスがおすすめ。理由は以下の3つです。
それぞれ詳しい魅力についてお伝えします。
- 受講生が自ら学ぶ環境を実現
- 満足度を上げることに特化した管理機能
- オンラインサロンの集客にも対応
1.受講生が自ら学ぶ環境を実現
過去にも教育系プラットフォームは存在していましたが、オンラインで受講生のモチベーションを維持できる仕組みが構築できていませんでした。
つまり、個人のやる気や元々の才能に任せるしかなかったわけです。
オンクラスであればオンラインであっても、受講生が自ら学んで成長する環境を提供できるようになります。
例えばグリッド機能を活用すれば、特定の動画を見て感想文や小テストを提出しないと、次の動画を閲覧できないという設定が可能です。この機能を活用することで、受講生が重要な部分を飛ばしてしまったり、販売者の意図する順番で見てもらえなかったりといったことを回避できます。
このようにあなたのカリキュラム通りに学習して成長できるので、結果として受講生の満足度が高まって、オンラインサロンの評判も良くなるわけです。ぜひオンクラスを最大限に活用して、最高のオンラインサロン運営を始めてもらえたらなと思います。
2.満足度を上げることに特化した管理機能
受講生がどれくらいコンテンツを見ているか、しっかりログインして学習できているか確認できるのもオンクラスの魅力です。
他のコンテンツ販売のプラットフォームやWordPressで作った自社サイトだと、受講生たちの学習進捗を把握するのが難しいんですよね。
でも、オンクラスなら一人ひとりのログイン率やコース進捗率を数値で確認できるので、追加のサポートもやりやすくなります。
例えば多くの人が特定のコースで学習が止まっているなら、「その単元の内容が不十分だったり、難しかったりするかもしれない」と考えて、補足情報を追記するといった対策が打てますよね。
このように受講生の状態をしっかり管理して、その後の対策も考えやすいのがオンクラスの特徴です。
3.オンラインサロンの集客にも対応
オンクラスには、知識がない人でもLP(ランディングページ)を簡単に制作できる機能があります。LPとはWebの申し込みに特化したページで、オンラインサロンの参加者を増やすためには欠かせない要素の1つです。
ただ、LP制作ってライティングやデザイン、コーディングと、完成までにめちゃくちゃ手間と時間がかかるんですよね。
実際に外注するとなると安くて約20万円、高いと100万円以上かかることも珍しくありません。
でも、オンクラスなら外注せずとも、専門知識がない人でも月額料金のみでLPを完成させられます。オンクラスでサクッとLPを作って、外注費をかけずとも効率よく集客してもらえればなと。
さいごに:あなたのオンラインサロンに合ったプラットフォームを選ぼう
最後に、僕がおすすめするプラットフォームをまとめておきます。
- オンクラス
- DMMオンラインサロン
- CAMPFIRE Community
- YOOR
- FANTS
あなたが作りたいオンラインサロンによって、最適なプラットフォームも異なります。
教育系サロンを作りたいならオンクラスがおすすめですが、まずはどのようなオンラインサロンを作るのか考えてみるのもいいでしょう。
参考にしたいコミュニティがある方は「【2024年最新】オンラインサロンランキング9選!選ぶポイントも解説」の記事がおすすめです。既存のプラットフォームを活用しているサロンばかりなので、きっとあなたの参考になると思います。
もしオンクラスに興味があるなら、受講生が5名を超えるまで無料で登録できるので、ぜひお気軽にお試しください。
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