どうも、参加者5000人越えの複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を運営しているりゅうけんです。
本記事では「オンラインサロンの成功のポイント」というテーマで解説を進めていきます。
オンラインサロンは、自身の知識や経験を提供することで、ファンづくりや収益化を効率的に行える方法です。また利用者にとってはビジネスや趣味などの実践的な知見が得られ、仲間づくりもできる場として重宝されています。
これからオンラインサロンを始めようと考えている方の中には、モデルとなる成功事例を知りたいという方は多いでしょう。また既に始めている方の中には、成功するポイントを知りたいというニーズもあると思います。
そこでこの記事では、オンラインサロンの成功事例や運営のポイントについて、以下の内容について解説します。
- オンラインサロンの種類
- オンラインサロンの成功事例
- 成功するオンラインサロンづくりのポイント
- オンラインサロンが成功しない原因と対策
- オンラインサロン運営におすすめのプラットフォーム
オンラインサロンを効率的に運営できるプラットフォームについて紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
オンラインサロンの4つの種類
まずはオンラインサロンにはどのような種類があるのか紹介します。
- コミュニティ型
- レッスン型
- プロジェクト型
- ファンクラブ型
タイプの選択はオンラインサロンの方向性を大きく左右するので、自身に合ったものを検討してみてください。
1. コミュニティ型
コミュニティ型とは、共通の関心を持つ仲間との交流を目的としたオンラインサロンです。
具体的にはマーケティングや投資などの「ビジネス系」、美容やアウトドアなどの「趣味系」のサロンがありますね。
サロン運営ではオーナーからの知識提供のほか、オンラインやオフラインでの参加者同士の交流の場づくりなどが重要です。また参加者自身が主導して交流企画を立案する場を作るなど、主体的な参加を促すしかけがとられることも多くあります。
2. レッスン型
レッスン型とは、オーナーが講師となり知識やスキルを提供するタイプのオンラインサロンです。ビジネスをテーマとしたサロンで多く取られているタイプで、定期的にオーナーによるセミナーを開催します。
オンラインスクールなどとは異なり、参加者が講師に直接質問をできたり、参加者同士の情報交換の場が設けられたりします。
参加者にとってはオンラインスクールのように知識やスキルを学べるだけでなく、講師や参加者との人脈をつくれることが魅力です。
3. プロジェクト型
プロジェクト型は、共通の具体的な目標を持ったメンバーが集まるサロンです。社会的な活動に取り組む人たちがオンライン上で仲間を募ることを目的に開設することが一般的です。
社会活動を活発化させるためのコミュニケーションツールとして利用するサロンと理解しておけば良いでしょう。
具体的には「災害被災地の支援」「動物保護」など様々なテーマのオンラインサロンがあります。
4. ファンクラブ型
ファンクラブ型とは、著名人がオーナーとなり運営されているオンラインサロンです。
「アイドル」や「スポーツ選手」だけでなく、ビジネス界の著名人が主催するものも数多くあります。
参加者に「オンライン上での交流会」「参加者限定で読めるコラムの配信」などの特典が与えることで、エンゲージメントが高まる効果を期待して開設されます。
オンラインサロンの成功事例5選
オンラインサロンの代表的な成功事例としては以下の5つが挙げられます。
- 人生逃げ切りサロン
- メモ魔塾
- リベシティ
- Ur UNIVERSITY
- 本田健オンラインサロン
元々著名であった方だけでなく、自身の知識やスキルを武器にファンを増やしてきた事例も紹介するので、参考にしてみてくださ。
1. 人生逃げ切りサロン
人生逃げ切りサロンは、私が運営している複業サロンです。参加者に高度なWebスキルを習得する機会を提供して、フリーランスとして自立してもらうことを目的に運営しています。
主な参加者はこれから新たなスキルを身に付けて稼ぎたいという方のほか、既に成功しているフリーランスの人たちです。
現在メンバーは約5,000人おり、オフラインでの参加者同士の情報交換も活発に行われています。
サロン内では初心者向けの無料のセミナーを用意しており、本格的に学びたい方向けの有料講座もあります。現在提供している講座は、以下のとおりです。
- プログラミング
- SNSマーケティング
- LINEマーケティング
- YouTubeマーケティング
- 動画編集
- Webライティング
- 広告運用
- Web制作
オンラインサロンの会費は月額2,480円と圧倒的な低価格を誇っています。
2. メモ魔塾
引用:メモ魔塾
メモ魔塾は、前田裕二さんが主宰するオンラインサロンです。
前田裕二さんはライブ配信サービス「SHOWROOM」を運営しており、大ヒットとなったビジネス書「メモの魔力」の執筆者です。
オンラインサロンでは「共通科」「基礎科」「得進科」の3つのコミュニティが用意されており、メモの取り方を実践的に学べます。具体的には「毎月1時間程度のオンライン配信の集中講義」「FBグループの限定投稿の閲覧」などのプログラムが用意されています。
3. リベシティ
引用:リベシティ
リベシティは、お金の稼ぎ方や貯め方の知識を提供するオンラインサロンです。
お金の教育コンテンツを配信している「リベラルアーツ大学」が運営しています。
リベシティでは「貯める力」「増やす力」「稼ぐ力」を高めるための学習教材の配信、専門家への相談、参加者同士の交流の場などのコンテンツが提供されています。
リベラルアーツ大学ではYouTubeでも無料で様々な情報提供をしていますが、オンラインサロンメンバーは限定コンテンツの閲覧が可能です。
4. Ur UNIVERSITY
Ur UNIVERSITYは、マーケティングやプログラミングなど様々なスキルの学習ができるオンラインサロンです。主には専用アプリでビジネススキルの学習ができるサービスを提供しています。学べるスキルは「デザイン」や「マーケティング」のほか「投資・資産運用」など豊富に用意されています。
参加者同士の交流コンテンツも充実しており「メンバー同士でプロジェクトを作る」「生徒検索で生徒同士がつながる」など仕組みも特徴的です。
5. 本田健オンラインサロン
引用:本田健オンラインサロン
本田健オンラインサロンは、「ユダヤ人大富豪の教え -幸せな金持ちになる17の秘訣」の著者として有名な本田健氏のオンラインサロンです。
世界経済・ビジネスに豊富な知識のある本田健氏から、最新の情報を得られるサロンとして評判ですね。
「ビジネステーマごとの分科会」「サロンアカデミー」など様々な学習・交流の機会が設けられおり、月1回のライブ配信では本田健氏に直接できる機会も用意されています。
成功するオンラインサロンづくりの5つのポイント
成功しているオンラインサロンにはいくつかの共通点があります。こちらでは、オンラインサロンを始める方に抑えておいてほしい5つのポイントを紹介します。
- コンセプトを明確にする
- 価値ある情報を提供し続ける
- 主催者とメンバーの信頼関係を築く
- 参加者同士の交流機会を作る
- 管理業務を効率化する
一つひとつ見ていきましょう。
1. コンセプトを明確にする
コンセプトは、オンラインサロンの成功を左右する大きな要素です。具体的には「どんな価値を提供するのか」「誰に向けたものなのか」というコンセプトを明確にする必要があります。コンセプトが曖昧だと、他のオンラインサロンとは何が違うのかが参加者に伝わりません。
参加者に届くコンセプトにするには、明確なメッセージとして届くキラーフレーズを作り上げることが大切です。
例えば、人生逃げ切りサロンでは「スキルを身に付けて人生を逃げ切る」、リベシティなら「マネーリテラシーを高めて、今よりも一歩自由な生活を手に入れる」という明解で参加者の心に刺さるキラーフレーズがあります。
オンラインサロンを始める方は、自身の提供できるコンテンツの価値やターゲットを今一度しっかりと考え、心に刺さる言葉を考えてみてください。
2. 価値ある情報を提供し続ける
オンラインサロンはサブスク型であるため、価値ある情報を提供し続けなければすぐに解約されてしまいます。人気のオンラインサロンでは、高い頻度で次々と新しいコンテンツを提供しています。
つまりオンラインサロンを運営する際には、常に新鮮で価値ある情報を提供し続けられるテーマを選ぶことが必要です。
今考えているオンラインサロンのテーマが、ネタ切れすることなく、長期間に渡って価値を提供し続けられるのか今一度検討してみてください。
3. オーナーとメンバーの信頼関係を築く
オンラインサロンを長く安定して運営し続けるには、オーナーとメンバーの信頼関係が非常に重要です。具体的には「この人が発信してくれる情報であれば間違いない」と参加者に思ってもらえれることが必要になります。
オーナーが参加者から信頼されなくなれば、あっという間に脱会が始まります。
信頼関係を築くためには自身が価値ある情報を提供できることは前提として、参加者とコミュニケーションを取る機会を多く持つことが大切です。人と人が信頼関係を築くためには、単純に接触回数が物を言います。
接触回数を増やす上では、SNSでの発信も有効です。参加者が日常的にSNSでオーナーの考えに触れていると、自然とエンゲージメントが高まるでしょう。
4. 参加者同士の交流機会を作る
オンラインサロンの参加者は、メンバー同士の交流にも期待して参加します。「自分と同じように目標に向かって取り組んでいる人とつながりたい」「ビジネスを進めていくための人脈づくりに活かしたい」というニーズは、想像以上に強いものです。
参加者同士の交流機会を作る方法としては、オンライン上のチャットなどのほかオフ会も有効です。
また参加者同士でプロジェクトを立ち上げる機会を提供しているオンラインサロンも数多くあります。
5. 管理業務を効率化する
コンテンツづくりや参加者とのコミュニケーションに注力するためには、管理業務の効率化が欠かせません。オンラインサロンには、メンバーの登録・管理や会費徴収など様々な管理業務があります。
煩雑な管理業務に追われていては、本当に注力しなければいけないことに時間が割けなくなってしまいます。
管理業務の効率化には、オンラインサロンのプラットフォームの利用が効果的です。オンラインサロン専用のプラットフォームサービスでは、参加者管理などの管理業務を効率化できる仕組みが整っています。
プラットフォームは数多くあるので、自身に合ったサービスを利用することが成功のポイントになります。
オンラインサロンが成功しない原因と対策
オンラインサロンの運営者の中には、参加者が集まらないなど様々な壁にぶつかっている方も多いでしょう。こちらではオンラインサロン運営でよくある失敗の原因と対策について紹介します。
- 集客できない
- 参加者のエンゲージメントが低い
- 会費が高い
- コンテンツの更新頻度が低い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 集客できない
集客は、多くのオンラインサロンのオーナーが悩むポイントです。オンラインサロンはお金を払った人にだけコンテンツを提供する仕組みであるため、入会しないと価値はなかなか伝わりません。
オーナーが既に社会的に評価されている方であれば参加者は信頼して入会してくれますが、知名度がない場合には自ずと集客に苦戦します。
入会していない方にオンラインサロンの価値を感じてもらうには、無料で有益な情報を発信し続けることが有効です。例えば、SNSで自身の持っている価値ある情報の一部を提供する、定期的に参加者以外でも参加できるイベントを開催するといった方法が挙げられます。
元々は無名であってもSNSを使えば、知名度を上げることは可能です。オンラインサロンを始める際には、SNSで一定程度自身のファンを作っておくことをおすすめします。
2. 参加者のエンゲージメントが低い
参加者のオンラインサロンへのエンゲージメントが低く、積極的に参加してもらえないという悩みもあります。
オンラインサロンはオーナーのコンテンツだけでなく、参加者同士が積極的に情報交換することで価値が高まります。
エンゲージメントを高めるには、参加者にこのオンラインサロンが自分の居場所であると感じてもらうことが重要です。そのためには一方的にコンテンツを提供するだけでなく、参加者の出番を多く作ってあげましょう。具体的にはオフ会を参加者主導で企画してもらう、参加者自身でプロジェクトを提案できる場を作るなどが考えられます。
オーナーだけががんばるのではなく、以下に参加者にもオンラインサロン運営に関わってもらうかを考えてみましょう。
3. 会費が高い
会費の価格設定は、開設時に悩むポイントです。参加を検討している方が期待している価値に対して会費が高すぎると、避けられてしまいます。
会費に段階を設けて、アクセスできるコンテンツやコミュニティに差を設ける方法は有効です。
初めは低価格で参加してもらい、エンゲージメントが高くなるに連れて会費の高いプランに移行していってもらう戦略です。またサロン内で会費とは別に有料で受講できるコンテンツを用意するといった方法もあります。
4. コンテンツの更新頻度が低い
オンラインサロンを運営していると、コンテンツのネタ切れが起こることがあります。ネタ切れを起こさないためには、まず自身が常に新鮮な情報を提供できるテーマでサロンを作ることが重要です。
さらに自身だけでコンテンツを作れない場合には、積極的に参加者やサロン外の有識者の力を借りましょう。
例えば、参加者から質問を集めて「Q&Aセッション」をする、外部の成功者の方に協力してもらいインタビューコンテンツや交流企画を作るといった方法もあります。
オンラインサロン運営におすすめのプラットフォーム3選
本来注力すべきコンテンツづくりや参加者とのコミュニケーションに時間をかけるために、管理業務を効率化することが成功のポイントです。こちらではオンラインサロン運営に特におすすめな3つのプラットフォームを紹介します。
- オンクラス
- Facebookグループ
- DMMオンラインサロン
自身にあったプラットフォームを見つけて、効率的な運営に役立ててください。
1. オンクラス
オンクラスはレッスン型のオンラインサロン運営に必要な機能が豊富に揃ったプラットフォームです。体系だったボリュームのある教材コンテンツを簡単に制作できる上に、受講生の学習管理や感想提出などのサポート機能が充実しています。教材コンテンツは、動画のほかテキストや画像など様々なフォーマットのファイルを利用できます。
また受講生をチャットサービス「Slack」に自動招待するなど、コミュニティ機能も豊富です。
オンラインレッスンを効率的に立ち上げられるサービスは日本では少なく、かなり稀なサービスです。
受講生5名までなら月額0円で利用できるので、ぜひ一度試してみてください。
2. Facebookグループ
Facebookグループの利用は、もっとも簡易的にオンラインサロンを立ち上げる方法です。グループに参加者を招待するだけでサロンを立ち上げられ、無料で利用できます。
多くの方が普段から使っているサービスであるため、参加者が操作方法を学ぶ手間もありません。
ただし決済機能がないため、別に決済サービスを契約する必要があります。
3. DMMオンラインサロン
DMMオンラインサロンは、大手WebサービスDMMが運営するプラットフォームです。オンラインサロン専用の運営ツールが用意されており、アカウントを作成すれば誰でもすぐにオンラインサロンを立ち上げられます。
初期費用0円で、会費収入の10%程度を支払うことで利用できます。
DMMオンラインサロンのページから一定の露出が期待できる点が大きなメリットです。
まとめ:オンラインサロン開設にはオンクラスの活用がおすすめ
本記事では、オンラインサロンの成功事例と運営のポイントについて詳しく解説してきました。オンラインサロンを成功させるためには、自身の強みを考えて、継続して価値を提供できるテーマを考えてみてください。
またオンラインサロンの開設には、効率的な運営が可能なプラットフォーム「オンクラス」をぜひご活用ください。特にオンラインスクールのようにレッスンコンテンツを配信していきたい場合には「オンクラス」に勝るプラットフォームはありません。
受講生5名以内であれば無料で使えるため、一度使い勝手を試してみてください。