ホワイトなIT企業ランキング!転職の3つのポイントと合わせて解説

この記事では、ホワイトなIT企業ランキングを紹介します。

近年、IT業界の人気が高まっていますが、本当にホワイトなIT企業が気になっている方も多いでしょう。

将来的にIT業界への転職を考えているなら、ホワイト企業の特徴と合わせて気になりますよね。そこで本記事では、IT企業ランキングと合わせて、ホワイト企業の特徴や選び方についても紹介します。

この記事で分かること
  • ホワイトなIT企業の特徴5つ
  • 項目別のホワイトなIT企業ランキング
  • ホワイトなIT企業に転職するためのポイント3つ

あなたにピッタリなホワイト企業を見つけるための方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
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ホワイトなIT企業とは?5つの特徴を解説

まずは、ホワイト企業の特徴について解説します。

  1. 平均年収が高い
  2. 福利厚生が充実している
  3. 離職率が低い
  4. 成長できる環境である
  5. 残業時間が短い

1.平均年収が高い

1つ目の特徴は、平均年収が高いことです。

ホワイトなIT企業は従業員の働きぶりに対して、しっかり給料やボーナスで還元しています。

社員の給料を上げるためには、そもそも会社に利益が残って、業績も安定している必要があるわけです。

つまり、社員に対して高い報酬を支払える企業は、経営状態が安定しているから将来性も高いと言い換えられます。

平均年収が高いIT企業を探すときは、気になる会社がしっかり利益を出せているのか確認するようにしましょう。

2.福利厚生が充実している

2つ目の特徴は、福利厚生が充実していることです。

まず簡単に福利厚生の説明をすると、賃金などの基本条件以外で、従業員自身や家族が暮らしやすくするために会社が用意しなければいけないサービスのこと。

福利厚生は2種類あります。

  1. 法定福利厚生:法律で定められた制度
  2. 法定外福利厚生:会社独自で定められた制度

法定福利厚生には、社会保険(健康保険や雇用保険など)や子ども・子育て拠出金が該当します。一方で住宅手当や休暇制度、資格取得支援などが当てはまるのは法定外福利厚生です。

福利厚生の充実度を調べるときは、2つ目の法定外福利厚生を参考にしましょう。ホワイトなIT企業なら、会社独自で手厚い手当を用意しています。

3.離職率が低い

3つ目の特徴は、離職率が低いことです。

ホワイトなIT企業であれば、従業員が日々の業務や環境に満足しているため、離職率も低くなる傾向にあります。

厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します」によると、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は32.3%。そのため、数字だけ見れば、離職率が20%以下ならホワイト企業といえるでしょう。

ただし、離職率の数値は社員の数によってはあまり参考にならないことも。社員数が少ない企業であれば、1人が辞めるだけで離職率は高くなってしまいますからね。

離職率の高さが一概にホワイト企業とは言い切れませんが、あくまで参考程度にチェックするといいでしょう。

また、離職率と似ている数値として、勤務中の社員の勤続年数を平均した指標である「平均勤続年数」があります。離職率と合わせて平均勤続年数も参考にするのがおすすめです。

4.成長できる環境である

4つ目の特徴は、成長できる環境であるかです。

ホワイトなIT企業の特徴として、社員の成長を支援できる環境を提供していることが挙げられます。

具体的には、以下のような環境です。

  • 社外のスキルアップサービスの支援
  • 資格取得の支援
  • 図書購入費用の補助
  • 新しい仕事に挑戦しやすい雰囲気
  • 仕事の裁量権の提供

最近では、ホワイト企業と思って入社したけれど「会社の雰囲気がゆるくて成長できない」という理由で退職する人も増えています。

だからこそ従業員が新しいスキルを身につけたり、能動的に行動しやすかったりする機会を設けている企業であれば、成長したいと思っている人にもピッタリといえますね。

5.残業時間が短い

5つ目の特徴は、残業時間が短いことです。

そもそもどのくらいの残業時間であれば、ホワイトなIT企業といえるのでしょうか?

残業時間については、民間企業と厚生労働省の各調査で見ていきましょう。

OpenWorkの働きがい研究所が発表した「日本の残業時間 定点観測」によると、IT系の企業の平均残業時間は月22時間程度でした。(2023年)

一方で厚生労働省の令和5年度の「毎月勤労統計調査」では、一般労働者の平均残業時間は月14時間程度です。ただし、こちらのデータはIT以外の企業も含まれています。

民間と厚生労働省の調査だと差がありますが、IT業界は残業が多いので、月の平均残業時間が20時間未満であれば、ホワイト企業と判断していいでしょう。

【項目別】ホワイトなIT企業ランキング

ここからは、ホワイトなIT企業ランキングを紹介していきます。

ランキングを見るときは、先ほど解説したようなホワイト企業の特徴や、元社員からの口コミなどが参考になります。

また、今回のランキングは複数のサイトに記載されているデータと評価をもとに僕の方で作りました。

具体的には以下のような項目別でランキングを作ったので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 高年収のIT企業ランキング10社
  2. 社員からの評価が高いIT企業ランキング10社
  3. 勤続年数が長いIT企業ランキング10社
  4. 成長できるIT企業ランキング10社

1.高年収のIT企業ランキング10社

1つ目の項目は、高年収のIT企業ランキングです。
順位 企業名 平均年収
(万円)
1 野村総合研究所 1,242
2 電通国際情報サービス 1,128
3 SRAホールディングス 1,125
4 伊藤忠テクノソリューションズ 1,028
5 三菱総合研究所 1,024
6 オービック 1,005
7 CAC Holdings 1,005
8 構造計画研究所 986
9 日立製作所 915
10 GMOペイメントゲートウェイ 903

参照:業界動向サーチ

平均年収は、基本的に大手企業になるほど高くなる傾向にあります。

大手求人情報サイト「doda」によると、IT業界の平均年収は446万円。その中でも20代は378万円、30代は499万円となっています。

dodaの情報から考えると、年収ランキングの上位10社までは、IT業界全体の平均年収よりも2倍以上高いことがわかりますね。

2.社員からの評価が高いIT企業ランキング10社

2つ目の項目は、社員からの評価が高いIT企業ランキングです。
順位 企業名 評価
(5段階)
1 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 4.78
2 日本IBM 4.67
3 ネットプロテクションズ 4.64
4 Box Japan 4.55
5 ナイル 4.52
6 電通総研 4.51
7 Regrit Partners 4.5
8 サーバーワークス 4.5
9 CLIS 4.49
10 デロイトトーマツサイバー 4.48

参照:OpenWork

ここで紹介したのは、実際に働いていた社員の口コミが高かった企業のランキングです。

すべてを丸々信じるのではなく、あくまで参考程度にするべきですが、それぞれの会社のリアルな一面を知るきっかけになります。

企業のリアルな情報というのは、僕たちのような一般人が調べても、なかなか見つけられません。もし、将来的に転職するためにIT企業を詳しく知りたいなら、プロに聞くのが1番です。

そこでおすすめなのが、IT転職に特化したプログラミングスクールのテックステージIT業界に精通したコーチが、あなたの指定する企業を分析して、その会社に合わせた転職プランや面接対策を行ってくれますよ。

3.勤続年数が長いIT企業ランキング10社

3つ目の項目は、勤続年数が長いIT企業ランキングです。
順位 企業名 勤続年数
(年)
1 BIPROGY 20.9
2 さくらケーシーエス 20.7
3 電算 20.2
4 AGS 20.2
5 JFEシステムズ 19.6
6 日立製作所 19.3
7 富士通 19.1
8 菱友システムズ 18.6
9 SCSK 18.4
10 アイネス 18.3

参照:業界動向サーチ

勤続年数が長い会社は、社員からの不満が少なく、長期的に働きやすい傾向にあります。

なお、勤続年数を見るときは、大量の新卒採用を毎年繰り返している企業や、ベンチャー企業などの設立から間もない会社に注意しましょう。このような企業では構造上、平均勤続年数が低くなりがちで、3年未満のようなケースが珍しくないからです。

勤続年数のランキングを見ると、歴史の長い企業が多く見られますね。

4.成長できるIT企業ランキング10社

4つ目の項目は、成長できるIT企業ランキングです。
順位 企業名 評価
(5段階)
1 Regrit Partners 4.9
2 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 4.9
3 Septeni Japan 4.8
4 サイバーエージェント 4.8
5 シンプレクス 4.8
6 ネットプロテクションズ 4.8
7 日本IBM 4.8
8 PLAN-B 4.8
9 チームラボ 4.8
10 メディックス 4.7

参照:OpenWork

上記は20代が成長しやすい環境ランキングなので、特に若い方向けの企業が並んでいます。

実際にOpenWorkで投稿されていた口コミでは「上司に対して気軽に相談できる」「会社全体が挑戦を自分の応援してくれる」といった内容がありました。

現在20代でIT企業に転職して、どんどん成長していきたい方におすすめですね。

ホワイトなIT企業に転職するためのポイント3つ

ここまでIT企業のランキングを見てきましたが、将来的に就職や転職を検討しているなら外せないポイントがあります。

ホワイトなIT企業に入社したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. プロにアドバイスをもらう
  2. 避けるべき企業の特徴を把握する
  3. 自分が叶えたいゴールを明確にする

1.プロにアドバイスをもらう

1つ目のポイントは、プロにアドバイスをもらうことです。

未経験からIT業界へ飛び込むなら、転職のプロから直接アドバイスをもらうのが大切なんですよね。

特にITエンジニアになって収入を増やすなら、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。プログラミングスクールは本当にたくさん存在するんですが、最も推したいのがテックステージ

なぜならパーソナル転職トレーニングという、キャリア形成のサポートが付く唯一のプログラミングスクールだからです。今は「転職保証」と謳って、生徒の将来を考えずに適当な就職先を紹介するスクールが多いんですよね。

テックステージならIT業界に精通したプロと面談を行って、安心して理想のキャリアを叶えられる転職に向けて前進できます。

無料で相談会に参加できるので、ホワイトなIT企業へ転職を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

2.避けるべき企業の特徴を把握する

2つ目のポイントは、避けるべき企業の特徴を把握することです。

IT業界にはブラック企業が存在しますが、なかでも避けるべき企業の特徴は以下の通り。

  1. 下請けによって業務が下流過ぎる
  2. 未経験OKで大量に人材を採用している
  3. 入社後の研修制度が少ない

これらの特徴は、企業の求人を調べるだけでは見過ごしてしまうことがあります。だから社員の口コミを確認するのはもちろん、IT業界に詳しい人に相談して、自分だけで判断しないことが大切です。

3.自分が叶えたいゴールを明確にする

最後のポイントは、自分が叶えたいゴールを明確にすることです。

世間からはホワイト企業といわれていても、あなたに適した会社かどうかはわかりません。

なぜならあなたにとってのホワイト企業という定義が、世間一般とはズレている可能性があるからです。そのため、今回紹介したホワイト企業の特徴の中で、どの要素が自分にとって大切か考えてみてください。

例えば高収入を得たいのか、とにかく成長したいのか、この2つだけでも選ぶべき企業は変わってきます。

転職を考えているなら、まずはどのようなホワイト企業に入社したいか決めるのがおすすめです。

まとめ:ホワイトなIT企業に入社するならテックステージを活用しよう

今回は、ホワイトなIT企業ランキングを項目別で紹介してきました。

あらためてホワイト企業の特徴をまとめておきます。

ホワイトなIT企業の特徴
  1. 平均年収が高い
  2. 福利厚生が充実している
  3. 離職率が低い
  4. 成長できる環境である
  5. 残業時間が短い

今回の記事で紹介したようなホワイト企業に転職したい方は、未経験からITエンジニアを目指せるテックステージを活用してみてください。

IT転職のプロと面談を行い、将来の理想のキャリアに向けて迷うことなく取り組めるプログラミングスクールです。

しっかり努力を続けて市場価値の高いスキルを身につけることで、自分で働く職場を自由に選べるようになる。そんな人を増やすために、テックステージは存在しています。

ホワイト企業に入社して自分の人生を豊かにしたい方は、ぜひ無料相談に申し込んでみてください。

未経験からITエンジニアになるためのパーソナル転職トレーニング

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【パーソナル転職トレーニング】

  • 自己分析
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  • バックエンド
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    (JavaScript、HTML、CSS)

これらの学習内容をもとに、長期的なキャリア形成をサポートします。

自分が本当に求めている理想のキャリアを考えて、そこに向かって市場価値を高められるスクールが、テックステージです。

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