本記事では「自営業に向いている人の特徴」というテーマで解説を進めていきます。
あなたも「自分は自営業に向いているのだろうか?」「独立したいけど、生きていけるかが不安...」と悩み、この記事に辿り着いたのではないでしょうか。
自営業は人によって向いている・向いていないが多少なりともあります。
本記事を書いている僕は約5,000人が参加する副業・フリーランス系のオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を運営しており、これまでたくさんの自営業者を見てきました。その中で自営業を通じて成功する人には共通要素があると気づいたんですよね。
そこでこの記事では、僕なりの視点で自営業に向いている人と向いていない人の特徴を解説します。
- 自営業に向いている人の特徴
- 自営業に向いていない人の特徴
- 独立を成功させるためにやるべきこと
自営業では、個人の向いている・向いていないで結果が変わってくる可能性があります。しかし、向いていない特徴に当てはまったからと言って、独立しない方がいいわけではありません。今からの行動次第でも結果は変わるので、記事内で解説しているポイントを参考にしてもらえればなと。
「自分が自営業に向いているか知りたい」「自信をつけてから独立したい」
このように考えている方は、最後まで読み進めてみてください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
自営業に向いている人の特徴4選
早速ですが、自営業に向いている人の特徴は以下の4つです。
- 行動力がある
- 自己研鑽し続けられる
- 素直なマインドを持っている
- ある程度の余裕を持っている
それぞれ詳しく解説していきます。
自営業に向いてる人の特徴1:行動力がある
自営業では、まず行動しないと何も始められないですし結果を残すには行動ありきです。
行動するからこそ何かしらの結果が生まれ、それを元に改善をするからこそ成果につながります。
つまり、行動しないと何も始まらないということ。
例えば「いつか自分でカフェを開きたいけど、まだコーヒーのことを100%理解してないし今じゃないな...」と考えて行動を先延ばしにすれば、成果はいつになっても得られません。
なので「とりあえずコーヒーの基本を勉強して、自分で淹れたコーヒーを家族や友達に飲んでもらおう!」といった感じで、小さく行動してみることが大切なのです。
なんでもかんでも闇雲に行動するのはおすすめしませんが、準備だけをひたすら進めるよりも「まずはやってみる」精神で行動できる人は、自営業に向いていると言えます。
自営業に向いている人の特徴2:自己研鑽し続けられる
自営業では自ら向上心を持って、知識やスキルを磨くことが大切です。
意識して勉強する癖をつけないと、社会背景の変化やトレンドをおさえられずに取り残されてしまいます。一時的に売上が上がったとしても、学び続ける必要があるでしょう。
会社員であれば年数が上がるごとに社内研修があるなど、比較的学べる場が用意されています。ですが、自営業では自分で意識しないとスキルアップの機会を得られません。
そのためにも以下のような方法を活用して、業界の最新情報のキャッチアップやスキル向上が大事。
- 書籍
- セミナー
- YouTube
- オンラインサロン など
日頃からアンテナをはり世の中の動きを敏感に察知できている人は、自営業に向いています。
自営業に向いている人の特徴3:素直なマインドを持っている
素直なマインドを持っている人というのは、他者の意見をしっかり受け入れられます。
よってすでに成功している人のやり方を真似たり、教えてもらったことをすぐ実践しようとするので成果が出るのも早い傾向にあるんですよね。
例えば駆け出しのWebライターが大御所ディレクターの元で修行を積むとしましょう。
素直な人であれば一旦自分の意見は外に置いておき、すでにライティングで成果を出している人の教えや姿勢を吸収して自分の仕事に活かそうとします。
いわばスポンジのように学んだことを吸収するからこそ、成果も出やすくなるのです。
一方素直でない人は「自分はこう思うので...」と、人の意見を聞かずに自己流で突き進みます。周りのアドバイスを聞けない人は遠回りになってしまい、成果が出るまでに時間がかかるんです。
経験値や年齢は考えずに、オープンマインドで誰からでも吸収できる人は自営業に向いていると言えるでしょう。
自営業に向いている人の特徴4:ある程度の余裕を持っている
会社員と異なり、自営業では切磋琢磨できる仲間や悩みを気軽に相談できる上司もいない場合がほとんどです。そのため、孤独に耐えきれず思いつめるパターンも少なくありません。
結果、精神的に病んでしまい自営業をやめてしまう人を結構見てきましたからね。もちろん頑張ることも大事なんですが、頑張りすぎて潰れてしまったら元も子もないです。
だからこそ、ある程度の「余裕」も大事なんです。
例えば「これに失敗したらどうしよう...」ではなく「失敗してもまぁいっか!」の精神を持てると、心にも余裕ができます。何か失敗してもパフォーマンスを落とさずにやるべきことをやり続けられる人は、自営業に向いています。
今の段階で余裕が作れていないという人は、上手く力を抜くことを覚えてみましょう。
例えば、副業を始めて別の収入源を確保したり好きなゲームをやる時間を確保してプライベートを充実させたり。仕事以外の部分を充実させておくと、余裕は作りやすいです。
自営業に向いていない人の特徴4選
続いて、自営業に向いていない人の特徴として、以下の4つを紹介します。
- 目標と期限を決められない
- ネガティブ思考である
- 努力を習慣化できない
- いつまでも他責思考である
それぞれ詳しく解説します。
自営業に向いてない人の特徴1:目標と期限を決められない
よくいるのが、めちゃくちゃ抽象的な目標設定で期限も曖昧にしている人。
例えば「自営業を始めていつか月100万円稼ぐ」みたいな期限が明確になっていない目標だと、具体的なアクション決めと期限設定ができないため、いつまで経っても結果が出にくいです。
自営業で重要なのは、明確な目標を作成してその目標に向かって努力することです。
例えば「3ヵ月以内に5万円の収入を得る」といった、誰でも一瞬で理解できる目標を作ります。あとはその目標から逆算して、以下のようななるべく具体的なアクションをあぶり出し実行するだけ。
- 1ヶ月で30時間はスキルの学習に充てる
- 毎日1案件見つけて応募する
- 週に1回、同じ分野で成果を出している人にコンタクトをとり、話を聞いてみる
目標設定が苦手な人は、明確な期限と具体的な行動プランを決めてみましょう。
自営業に向いてない人の特徴2:ネガティブ思考である
ネガティブ思考の人は、自営業で成果が出にくいと言えます。なぜなら、ネガティブ思考だと常にリスクを考えてしまい、その結果行動が止まるから。
例えば、飲食店をやるにしても「お客さん来てくれるんだろうか...」「悪い口コミ書かれたらどうしよう...」とネガティブなことばかりを考えていると、やる気がなくなってしまいますよね。
結果、いつまでも行動できずにチャンスを逃してしまうので独立しても上手くいかない可能性が高いです。なので「失敗しても軌道修正すればいい」という考え方が大切です。
失敗を恐れず行動するからこそ、成長速度が早まるんですよね。
楽観的ではダメですが、成果を出すための工夫をある程度凝らしたなら、あとは「なんとかなる精神」でいることが大切。普段ネガティブに考えがちな人は、今のうちから物事を前向きに捉える意識付けをしておきましょう。
自営業に向いてない人の特徴3:努力を習慣化できない
要は、自己管理ができない人は自営業に向いていない傾向にあります。
なぜなら自営業ではスケジュール管理やモチベーションをすべて自分でコントロールする必要があるからです。これがなかなか難しく、会社員の時はできていても自営業を始めると自堕落になる人が多くいます。
意外と気づいていないかもしれませんが、会社員は全ての行動がマニュアル化されているんですよね。出社時間や朝礼などが毎日のルーティンとして仕組み化されており、ルールを破ると指摘されます。ですが、自営業ではルールを作るのは自分であり、ルールを破っても誰からも指摘されません。
だからこそ自分を管理する力が大事で、自己管理できない人は独立するのはまだ早いといえます。とはいえ、正直みんな自己管理って苦手ですよね。できるならみんな東大合格してると思うしw
僕も含め人間は突然漫画に出てくるヒーローのように覚醒するなんてことはありえません。
なので自営業で成功したければ自分のモチベーションに頼るのではなく、「これをやった後はこの作業をする」といったように努力を習慣化できる仕組みを作りましょう。
自営業に向いてない人の特徴4:いつまでも他責思考である
他責思考の人が自営業で成果を出すのは、不可能に近いです。
なぜかって、自営業では仕事のすべてが自己責任になるから。もちろん会社の後ろ盾もないので、他に責任を取って守ってくれる人はいません。
例えば「仕事を通じて売上が立たない」「お客様との間でトラブルが発生した」といった場合も、すべて自分で対応する必要があります。
自営業を始めると他責にしたくなる場面もあるかもしれませんが、他人のせいにしても他人は変えられません。だからトラブル発生時や上手くいかない時こそ、自分に矢印を向ける必要があります。
他責にしがちな人は「自分の問題点はどこだろう」「どうすれば自分が解決できるのか」を常に考えるようにしてみましょう。
また、フリーランスと自営業の違いについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
▶︎フリーランスと自営業の違いは?定義や共通点もわかりやすく解説
自営業で成功するためにやるべき行動2つ
前項で解説した自営業に向いていない人の特徴に当てはまったからといって、すぐに独立を諦める必要はありません。
少しずつ行動を変えることで、自営業で成功できるようになります。ここでは自営業で成功するためにやるべき行動として以下の2つを紹介します。
- まずは副業から始めてみる
- 多方面にアンテナを張り続ける
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
やるべき行動1:まずは副業から始めてみる
個人で売上を立てた経験がない状態で、いきなり独立するのは正直言ってリスクが高いです。
以下のグラフは、中小企業白書内でまとめられている個人事業主の廃業率なんですけど、事業開始から1年で結構な数が廃業してるんですよね。開業から5年経つとおよそ7割以上が廃業しているということがわかります。
出典:第1-2-21図 開業年次別 事業所の経過年数別生存率|中小企業白書
それだけ、独立は簡単ではないということです。
そこで、独立のハードルを下げる方法の一つが自分のビジネスを副業で小さく始めてみることです。
本業がある状態で副業を始めると、失敗してもやり直しが効きますし本業という収入源がある中で少しずつ独立の準備ができます。どんな習慣で仕事をするのかも副業を通して確かめられますしね。
とはいえ、自営業のイメージがぼやっとしている人など、副業と言われても何からやったらいいのか分からない人もいるでしょう。
そこで、僕のLINEでは累計3万文字以上で分かりやすいイラスト付きの「はじめてのWeb副業完全攻略ガイド」を無料でプレゼントしています。
本書では、僕の厳選したおすすめの副業8つや副業を始めるにあたって必要な基礎知識、スキルの学習方法、案件の受注方法までを網羅的に解説しています。独立したいけど、まずは小さく始めてみたいと思っている人は、ぜひ受け取ってみてください。
やるべき行動2:多方面にアンテナを張り続ける
自営業では、最新情報に目を向けて自分の知識をアップデートすることが欠かせません。
自分で意識して情報収集しないと社会背景の変化やトレンドについていけず、継続して売り上げることは難しいでしょう。
例えばAI技術の進化や社会背景により、多様な分野で事業の将来性が不透明になっています。そのため環境の変化に合わせて対応するためにも、最新情報のキャッチアップが重要なんです。
とはいえ、1人だと自営業として仕事もしながら常にアンテナを張り続けるのにも限界があります。そこでおすすめなのが、コミュニティやセミナーへの参加です。コミュニティ内で業界の最新情報を入手できたり、業界の第一線で活躍する実力者から話を聞けたりする場合もあります。
ちなみに僕が運営する「人生逃げ切りサロン」にはフリーランスや経営者として活躍する約5,000人のメンバーが在籍しており、オフ会などを通じて自由に交流しています。
「これから自営業を始めたい人」にとってこの上ない環境だと思うので、常に業界の最新情報をアップデートしておきたいという人はぜひこちらから参加してもらえればなと。
さいごに:『Web副業完全攻略ガイド』を受け取って副業を始めてみよう!
というわけで本記事では自営業に向いている人と向いていない人の特徴を詳しく解説しましたが、もう一度自営業者に向いている人の特徴を上げてみます。
- 行動力がある
- 自己研鑽し続けられる
- 素直なマインドを持っている
- ある程度の余裕を持っている
上記の特徴に今は当てはまらなくても、意識次第でなんとでもなります。今後独立を目指している方は自営業で成果を出すためのマインドに変化するべく、今日から行動を変えていきましょう。
なお、いきなり独立して自営業者になるよりは会社員という後ろ盾があるうちに副業して、自分に適性があるかどうかを確認したほうが良いと僕は思います。なので、おすすめは本業をしながら副業を並行しておこなうことです。
そこで今、僕のLINEでは累計3万文字以上のスモールビジネスのバイブル「はじめてのWeb副業完全攻略ガイド」を完全無料でプレゼントしています。
副業を始めるにあたって必要な基礎知識やスキルの学習方法、仕事の受注方法までを網羅的に解説しているので、気になる方は今のうちに受け取ってみてください。
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