どうも、りゅうけん(@ryukke)です。
今回は、一部で話題沸騰中の「ノーコード(NoCode)」が今後日本でどう浸透していくのかについて、僕なりの私見や予想を話していきます。
僕が主催する人生逃げ切りサロンでも今後ノーコードの知識が丸々習得できるオンライン講座をリリースする予定ですが、ノーコードはプログラミングがあまりできない人でも、それなりにシステムが開発できてしまう夢のようなスキルなんですよね。
なので、ノーコードについて今の内に知っておき、次のビジネスチャンスに備えたいって方は是非最後までお読みください。
目次
そもそもノーコード(NoCode)とは?
そもそもノーコードとは、プログラミングやコードを不要にしてシステム開発するためのスキル、及びそれを実現可能とするプラットフォームのことを指します。
例えばメルカリやTwitter、インスタのようなアプリでも、ノーコードなら"ボタンを何回かクリックするだけ"で作れたりします。
もちろんサーバーやアプリケーションの基礎知識はある程度必要ですが、従来のプログラミングに比べたらかなり簡易にシステムを作れるでしょう。海外では本来400万円くらいかかるシステムの費用を月額2万円で実現できるようにしたって事例もあるしね。
▶︎【翻訳】外注したら約400万円かかるシステムを、コーディングなしで自前でつくったお話
最近だとbubbleやwebflowといったノーコードツールが台頭してるけど、これらのツールを使うとかなり細かい調整もできます。
なので、プログラマーが作ったWebサービスとノーコードで非プログラマーが作ったようなWebサービスとを見比べても、パッと見差が分からないレベルまで来てるんですよね。
海外でもノーコードのスキルを持つ人専門の転職サービスも生まれてるし、この流れは日本にも確実に来るんじゃないかなと。
恐らくノーコードのスキルを持つ人は増えるし、そういう人を対象にした転職サービスもどんどん出ると思うので、今のうちに押さえとくべきでしょう。
ノーコード(NoCode)のメリットとは?
ノーコードの魅力は、「プログラミングができなくてもシステム開発ができる部分」と「独学でも比較的挫折せずに習得していける部分」の2つです。
メリット1:ノーコード(NoCode)ならプログラミング不要で開発ができる
ノーコードは「プログラミング不要」でシステム開発ができるメリットがあります。
ノーコードでシステム開発するのって、いわばレゴブロックでブロックを積み上げてくようなイメージ。
例えばヘッダーをポンッと設定して、あとはボタンやメニューを配置していくみたいな。要はWebデザイナーみたいなやり方でシステムを作れるんですよね。
なので、Webデザイナーがノーコードを習得しておけば余計に市場価値を上げれるんじゃないかと思います。
デザインはロジックで決まる
基本的にデザインは感覚やセンスではなく「ロジック」です。もちろん佐藤可士和さんレベルのデザイナーだったらロジックだけじゃ解決できない類稀なセンスが必要なんだろうけど、一般的な商業デザインなら"ロジック"で何とかなるんですよね。
人の視覚的に「これが良い」というデザインの組み合わせは決まってたりするので、その論理やルールさえ理解しておけばデザインは誰でも再現可能です。
なので、デザインのロジックを学んでノーコードの論理的な技能を習得すれば、普通の人でもバリバリ活躍できるんじゃないかと思いますね。
現状まだまだプログラミングの需要の方が高い
ただ、現状ノーコードよリも普通のプログラマーの方が圧倒的に需要は大きいので、ノーコードを学んですぐにそのスキルを活かして就職するのは難しいかもしれません。
ですが、将来的にノーコードエンジニアも今のエンジニアと遜色ない程のレベルでお金を稼げるようになるんじゃないかとは思います。
メリット2:ノーコード(NoCode)なら独学でも習得できる
そして、ノーコードは「独学でも比較的挫折せずに習得していける部分」もメリットだったりします。
そもそも、プログラミングを勉強するのってかなり自走力が必要で大変じゃないですか。
会社勤めの人だったら仕事終わりに自力で勉強しなきゃならないんですが、自分の学習を管理してくれるような人がいないと、中々プログラミングを習得するのは難しいでしょ。
中には自分で無料コンテンツを見ながら独学でかなり深い知見を得る人もいますが、やっぱり多くの人にはメンターが必要なわけですよ。
ところが、ノーコードに関しては割と独学でもいけます。もちろん、どんなジャンルでも独学で挫折する人は結構いますが、ノーコードはプログラミングに比べると簡単だし折れにくいんですよ。
なのでプログラミングで挫折しそうな人は、ノーコードに戦う分野を移してスキルを身につけてもいいと思います。
すぐに自分のサービスをリリースしたい人こそノーコード(NoCode)を触るべき
現時点でノーコードのスキルを身につけておくべき人は、すぐにサービスをリリースしていきたいと考えているような人です。
プログラミングスキルは持ってないけど、だからといってエンジニアを雇えるレベルの経済的な体力も無いっていうような起業家とかね。
彼らがノーコードを学んでおけば、自分のサービスをサクッと作ってマネタイズできるようになるんじゃないかと思いますよ。
ベテランエンジニアによる「ノーコードの否定」は無視してOK
あと、ノーコードは割とベテランエンジニア勢から嫌われてたりするんですよね。
彼らのような老害は「自分のスキルこそが絶対」と思ってて、自分がやってきたこと以外のものを認められなくなっちゃってるわけですよ。
こんなマインドでノーコードエンジニアに対して斜めに見るような人も結構いるけど、実は老害が言うことの真逆を行くと儲かります。
なので、老害がノーコードを否定してる内に参入するのが良いかなと思うし、現役のプログラマーもノーコードのスキルを身につけておいて損はありません。
ノーコードでシステム開発するならbubbleはおさえておこう!
ノーコードでシステム開発ができるようなプラットフォームはたくさんあるんだけど、その中でもbubble(バブル)をおさえておけば良いんじゃないかなと僕は思います。
今や大小様々な企業が自社のWerbサイトやアプリにbubbleを利用するようになった。
この海外でも主流なbubbleをおさえとけば、ノーコードは大体網羅できると思います。細かい調整ができるような機能も増えてますからね。
なお、他にもノーコードツールはたくさんあるので、試しに色んなツールを自分で触って見るのも良いでしょう。
ノーコードツールのまとめ
「Webサイト」が作れるノーコードツール
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- Webflow
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- Shopify
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- STUDIO
「Webアプリ」が作れるノーコードツール
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- Glid
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- Bubble
「スマホアプリ」が作れるノーコードツール
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- Adalo
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- AppSheet
ノーコード(NoCode)は業界をガラッと変えるインパクトを持っている
最後にノーコードの将来性について話そうと思うんですが、ノーコードにはシステム開発の業界をガラッと変えるほどのインパクトがあると僕は思っています。
というのも、自社サービスをリリースして収益化していく為に必要なのって、プログラミングスキル以上に「マーケティングスキル」なわけですよ。
なのでシステム開発は本来マーケターがやるべき分野なんですが、マーケターでプログラミングスキルを持つ人はそう多くありません。彼らがプログラマーと組めれば良いけど、プログラマーにシステム開発を発注するとなると、莫大なお金がかかります。
しかしノーコードが台頭すれば、マーケターがちょっと勉強するだけでサクッとシステムやWebサービスを作れちゃう、というわけですね。
すると、ガチのマーケターたちが必要なシステムを全部自分たちで作れるようになります。だから余計世の中に画期的なサービスが生まれやすくなるだろうし、今後もそのインフラがノーコードによって整っていくでしょうね。
さいごに:稼ぎたいならノーコード(NoCode)を勉強しておこう
ビジネスの世界において重宝されるのは、「専門的な知識がある人」よりも「お金を稼げる人」です。
なので、プログラミングしかできないオタクよりも、プログラミングができなくてもノーコードでシステム開発ができて、クライアントに少しでも多くのお金を稼がせられるようなマーケターの方が圧倒的に市場価値が高いんですよ。
だけど既存のプログラマーはどうもその事実を認めたがらず、「自分はプログラミングができるから偉いんだ」みたいな発想を持つ人が多いです。でも、それじゃ生き残っていけないからね。
世の中から求められるスキルは日々変わっていきます。なので、是非この機会にノーコードに挑戦してもらえれば良いんじゃないかと思います。
追伸:ノーコードが体系的に学べるオンライン講座をスタートします!
僕の主催する人生逃げ切りサロンでは、「オンクラス」という独自の学習プラットフォームにてプログラミングや動画編集、Webデザインなどの体系的知識が得られるカリキュラムを展開してます。
そこで、現在ノーコードが学べるオンライン講座も急いで制作中(7/31現在)でして、リリース後は人生逃げ切りサロンのメンバー向けに一部完全無料で提供します。
多分、月額2千円そこらでこれだけ網羅された講座を提供してるオンラインサロンは他にないでしょう。
ノーコードツールのbubbleやWebflowの使い方も詳しく教えていくので、興味ある方は是非人生逃げ切りサロンに入会してみてください。
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