どうも、りゅうけん(@ryukke)です。
僕は27歳でフリーランスエンジニアになり、数々のエンジニア系インフルエンサーと会ってきましたが、実はこの業界ってめちゃくちゃ闇が深いんですよね。
だけど、プログラミング初心者は彼らの深い闇を全く理解できていません。いや、これって超やばくね。
そこで今回は「エンジニア系インフルエンサー業界の闇」についてを根掘り葉掘りお話ししていきます。
プログラミング初学者がSNS上でどんな人を信じれば良いのか、そして彼らが情報発信の裏側で何を考えてるのかについても全部紹介するので、是非参考にして頂ければと。
目次
エンジニア系インフルエンサーは他人をディスったもん勝ち
早速本題ですが、エンジニア系インフルエンサーという業界はとにかく他人をディスったもん勝ちなんですよね。
なぜなら、IT業界を分かっていない初学者達は「批判してる奴が賢い」と勘違いしているからです。
初心者はとにかくよく分からないままインフルエンサーをフォローする
ていうか、みんなプログラミングとかあんまよく分かってない段階で漠然とエンジニアに興味を持つでしょ。
だから初学者達は結局誰の発言を信用すれば良いのか分からなくなり、「なんとなく良さげなこと言ってるヤツ」をフォローしちゃいます。
そうやって「この人は技術者として優れているに違いない!」と思いインフルエンサーをポチッとフォローするわけですが、インフルエンサーのエンジニアスキルもよくわからないまま、雰囲気だけでフォローしちゃうわけですよ。
例えばエンジニア系インフルエンサーとして有名なのがマナブさん(@manabubannai)ですが、初学者エンジニア達は彼のスゴさをほとんど分かってません。なんとなく凄そうみたいな。
だから初学者は「マナブは全然大したことがない!」といった批判者の意見を鵜呑みにしてしまうんですが、これがIT業界にはびこっている闇です。
稼いでいるエンジニアインフルエンサーほど叩かれる
この業界では「稼いでいるインフルエンサー」は特に標的にされがちです。
そもそもマナブはエンジニアをやったことすらないぞ!
みたいなね。ちゃんとエンジニアやってるのに、何も分かってない初学者達はそんな批判を聞くと...
やっぱマナブさんはエンジニアとしてレベルが低いんや...。
と思い込んじゃうわけですよ。だからエンジニア業界は他人を叩いたもん勝ちの世界になってて、ディスった人が有名になれるんです。
例えばスキルハックスというプログラミング教材を販売している迫くん(@yuki_99_s)に対しても「スキルハックスはクソだ!」と叩く奴がいるわけですよね。
叩くヤツは大概プログラミングスクールの運営者だったりしますが、そうやって他人のサービスを叩けば自分が優位なポジションを取れるし、IT業界ではいくらでも"それっぽい批判"ができるんですよ。
エンジニアインフルエンサーは何をやっても叩かれる
他にも、ありとあらゆるところでエンジニアインフルエンサーに対して批判してくるヤツがいるんですよね。
GitHubやポートフォリオを公開してないとすぐ批判される
例えば、僕はGitHubを公開していません。
GitHubは自分が作ったアプリなどをWeb上で公開できるプラットフォームですが、僕は面接で適当にペラペラ喋ってれば大体採用されたので、GitHubなんて不要だったし、ポートフォリオみたいなものも作ってませんでした。
しかし、GitHubを公開してないとすかさず叩いてくるヤツがいるわけですよね。
公開してないってことは、こいつはろくでもないエンジニアに違いない!
これはガチのエンジニアからすると偏った意見だとすぐ分かるんですが、初学者からすると、
やっぱりゅうけんはGitHubもポートフォリオも公開していないし、技術者としては劣っているんだな。
と思い込まれてしまうわけですよ。ちなみにこれ、普通に誹謗中傷だからね。
WordPressを教えるプログラミング教材も批判されがち
そしてプログラミング教材もジャンルによっては批判対象になります。
例えば、
とか言い張る人もいますが、そんなことありませんからね。
WordPressも稼げるジャンルで、上手くビジネスを仕組み化すれば毎月30万円の固定収入を副業で稼ぎ出すこともできます。
WordPressの市場シェアは世界最大規模だし、運用案件を多く獲れば不労所得も作れるので、WordPress系の教材にお金を払う価値は大いにアリかと思うんですけどね。
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みんなが「ライザップ」にお金を払う理由は自分を管理するため
なお、インフルエンサーが自分でプログラミング教材をリリースした際によく言われてる最もらしい批判がこれ。
それを見て勉強すればいいのに、お金をとるなんてけしからん!
こんな批判は結構ありがちなんですが、ほんと分かってないんですよね。
有料のプログラミング教材が否定されるなら、なんでみんな「ライザップ」にお金を落とすねんってなるでしょ。
そもそもダイエットなんて飯さえ食わなければすぐ痩せるじゃないですか。しかもダイエットに必要な情報はネットにいくらでも落ちてるわけで。
にも関わらずライザップに通う理由は何かというと、自分を管理してもらう為なんですよね。
プログラミングの情報もググればほとんど出てくるけど、初心者は何をどうググればいいか分からないじゃないですか。どっからどういう手順で学べばええねんと。
ちゃんと0から100まで学べて、プログラミングがカリキュラム化されてるような教材は無料じゃ受講できないだろうし、自分の進捗を管理してもらえるような環境は金払わきゃ手に入れられません。
それをわからないまま、
みたいな発言するのは相当ズレてるし、初学者エンジニアはそれを信じちゃうわけですよ。
みんなポジショントークしてるのがエンジニア系インフルエンサーの世界
エンジニア系インフルエンサーの発信に対して的外れな批判ばっか浴びせてくる輩はたくさんいますが、一方で誰かを批判して自分の株を上げてくるようなインフルエンサーもいるので注意しときましょう。
例えば、やたら他のプログラミングスクールを批判してるくせに、自分は自ら運営するプログラミングスクールの講師をやっていて、そっちに引き込もうとするヤツとかね。
他にも普段めちゃくちゃ情報商材を批判してるのに、陰でこっそり自分の情報商材を販売してるヤツとか。
エンジニア業界に長年いる僕たちはその発信の意図がわかるんですが、初学者達は分からないんですよ。
元々理系インキャで社会に認められるはずが無かったのに、「プログラミング」という技術力を手にしてまあまあお金を稼げてしまった人間は、自尊心が肥大化して「嫌なヤツ」になっちゃうんですよ。やたらマウンティングしてくるマンみたいな。
エンジニア業界にはそういう変な奴はたくさんいるので、是非皆さん気をつけてください。
エンジニア系インフルエンサーの技術力に大差はない
これは結論ですが、批判する側も批判される側もエンジニアとしての腕はそんな大差はありません。
確かに細かい分野で見ると多少の優劣はあるけど、トータルで見るとほぼ大差は無いんですよ。
エンジニアには色んな評価軸がある
そもそもエンジニアには色んな評価軸があります。
エンジニア系インフルエンサーを叩くようなエンジニアの多くは「下請け作業員としての技術」を見てるんですが、末端エンジニアがエンジニアの技術力を測るときは「可読性の高いコードが書けているか」を評価軸にするわけですよ。
美しいコードを書ける人はもちろん評価されやすいんですが、ビジネスレイヤー寄りのエンジニアはコードの可読性を重要視してません。
コードは汚くても良いから「設計→開発→リリース」まで一貫して携わっていけるような部分を重視してるわけですよ。
自社プロダクトを販売できるエンジニアこそ最強
ただ、末端のエンジニアが彼らを見ると、
と評価しちゃうんですよね。エンジニアと言っても色んな評価軸があるのにね。
それで言うと、一番凄いエンジニアはマナブさんだと思いますよ。
マナブさんの技術力がトップクラスかといわれるとそうじゃないかもしれませんが、彼は自分でWordPressのテーマを作って販売までしてるんですよね。しかもそのテーマがめちゃくちゃ売れてるっていう。
このように、「設計→開発→リリース」までできるエンジニアは最強というわけです。
まとめ:エンジニア系インフルエンサーの闇を理解しておこう
というわけで、エンジニア系インフルエンサーという業界はとにかく「他人をディスったもの勝ち」という奇妙な構造になってるんですが、技術力自体はそんなに大差はありません。
そりゃGAFAでマネージャーをやってるような凄腕エンジニアならレベチですが、そういう類でもない限りそこまで差はないですからね。
みんな技術に関してはそんなに間違った発言してないし、発信内容が面白くて人間性に興味を持てるようなインフエンサーをフォローすれば良いんじゃないかと思います。
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