エンジニア女子を否定するベテランエンジニア(笑)について

どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけん(@ryukke)です。

女性がエンジニアなんてけしからん!
顔が可愛いだけでスキルもない奴をエンジニアとは呼ばせない!

僕は「エンジニア女子」という存在がIT業界を活気づける大きな要因になると思ってて、以前も音大出身エンジニアのともみさん(@iamtomomo28)や海外でフルリモートで活躍されてるKarinさん(@okarin0720)に女性エンジニアとしてのキャリアの描き方についてYouTube上で語ってもらいました。

ですが一方で、エンジニア女子を快く思わない人もいるんですよね。

例えば、マイクロソフトで勤められてるちょまどさん(@chomado)という女性エンジニアはこの間、

顔だけで大したスキルもないのに女性エンジニアってだけでチヤホヤされやがって!

みたいなことを言われてました。これが話題になって炎上しかけたこともありましたが、ある意味エンジニア業界の男尊女卑的な女性軽視文化が垣間見えるところではあったんですよね。

そこで今回は、最近続々と登場するようになった「エンジニア女子」について僕の思うことを話していこうと思います。

女性がエンジニアになるのは全然悪いことじゃない

僕は最近こんなTweetを発見しました。

いやぁ、すげえ意地汚いですよね。女性エンジニアに親でも殺されたのかってくらい憎しみがこもったツイートですが、女性がエンジニアになるって別に悪いことじゃないし、まあええやん別にと。

むしろ野郎ばかりの現場に可愛い女の子が入ってくれば全体的な士気も上がるし、単純に人出が増えて良いじゃないですか。

基本的にエンジニア業界は圧倒的に供給不足だし、猫の手でも借りたいくらいの現場はたくさんあるわけですよ。

本当に低レベルの人なら使い物にならない場合もあるけど、プログラミングスクールを出てある程度現場でコミュニケーションできるような人は重宝されるし、そんな人が一人でも増えればIT業界にとってはすごく良いんですよね。

未経験者を受け入れられないなら女性・男性問わずエンジニアは一生少ないまま

ところが、一部の非モテ童貞陰キャみたいなエンジニアたちはエンジニア女子を快く思わないんですよね。

スキルがないくせにエンジニアとは呼ばせない!

ってをこと言っちゃう人もいますが、お前も最初はスキルなかったやろと思うんですよね。

僕も最初は現場のお荷物社員だったから必死に現場にキャッチアップして食らいつくところから始めたし、女性も男性も関係なく最初は低レベルの状態からスタートするんですよ。

だからスキルがない状態を一概に否定しちゃうのはかわいそうだなと。半年~1年でそれなりの実力は身に付くわけじゃないですか。

すぐに一人前になれるとは言わないけど、現場である程度のパフォーマンスを発揮できるレベルにはすぐ到達するわけで、それを待ってあげないとIT業界に女性が入ってくれないでしょ。

女性エンジニアの割合は5%にも満たないくらい

というかね、どう考えてもIT業界に女の子が入ってきてくれた方が絶対良いんですよ。どんな世界もそうだけど、女の子がいるから男が寄ってくるわけじゃないですか。

そもそもエンジニアの現場って男性95%くらいの割合なわけで、女性エンジニアの割合は全体の5%にも満たない程度です。

だから女性からすると男性を選びたい放題なんですよ。ま、結局女性からすると高収入な男の人と結婚して幸せになるだけだし問題なさそうだけど。

未経験でもいいから女性エンジニアがたくさん入った方が業界は発展する

基本的にエンジニアは技術者としての誇りみたいなくだらないプライドの為に自分自信の首を絞めてしまう生き物です。

実際エンジニアの世界に女性がたくさん入ってきてくれた方が業界の発展に寄与するわけですが、それを彼らのくだらないプライドで否定しちゃって自分の首を絞めてしまうんですよ。

ただでさえエンジニア業界は人手不足だから、結局人手不足による仕事のしわ寄せが自分に来て、安い給料でコキ使われるわけです。

エンジニアの仕事は理系のイメージが強いし実際に理系の人が多いんですが、だからといって彼らが必ずしも論理的ではなありません。

ほんとに古くからの職人気質みたいなとこがあって、めちゃくちゃ感情の生き物なんですよ。

女性エンジニアは子育ての期間でも自由に働ける

そもそもエンジニアの働き方は女性のニーズにすごくマッチしてます。

女性は結婚すると出産や育児のようなイベントが訪れますが、その際に会社を辞めないといけない人もいるわけで、特に大手企業なんかで勤めてるバリキャリ女子だと育児や出産で仕事に穴をあけるのは辛いと思うんですよね。

ただ、エンジニアという働き方なら自宅にいながらでも場所を選ばず働けるという余地があるし、多様な働き方をアシストしてくれる要素があります。

だからこそIT業界で働く人は女性にエンジニアをおすすめした方が良いんじゃないかと。

もちろんエンジニアには大変で辛いこともたくさんありますが、比較的報酬が高くて週3勤務のようなフレキシブルな働き方もしやすいので、一般的な仕事と比べるとアドバンテージの大きな仕事です。

エンジニアという職業は奥が深いが追求はしなくて良い

僕はエンジニアという働き方を女性男性問わず啓蒙してますが、エンジニアという仕事は本当に奥が深く、追求すると途方もありません。

僕もフリーランスエンジニアを56年ほどやってるけど、フリーランスになれば月単価7080万円は余裕で出るんですよね。

もちろんエンジニアとしての技術をもっと突き詰めて偏差値7080レベルまで引き上げることもできるけど、それで収入が23倍に跳ね上がるわけでもないから僕はそこの努力を放棄しました。

そりゃもっと技術を突き詰めたい人は凄腕エンジニアばかりが集まる場所に行ってひたすら技術を磨けば良いと思いますが、僕はあくまでライフスタイルの多様性を広げる程度のレベル感を貫いてるんですよ。

それに、女性エンジニアで偏差値7080くらいのハイレベルを目指そうとしてる人ってそんなにいないと思うんですよね。恐らく偏差値60くらいで自由に稼ぐことを目指してる人が多いのかなと。

エンジニアは確かに奥深いけど、奥の世界にいるエンジニアは初心者に厳しめなので、あえて見ないほうが良いエンジニアライフになると思います。

まとめ:女性エンジニアは老害に潰されないでほしい

というわけで、エンジニア女子を否定する人たちがちらほらいますが、これから女性でエンジニアを目指したいという人はめげずに頑張ってほしいなと思います。

未だに全体の95%くらいが男性で埋め尽くされたエンジニア業界ですが、エンジニアは場所や時間に縛られない自由な働き方も実現できるので、是非女性の方も気軽にエンジニアを目指してくださいね。

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