どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけん(@ryukke)です。
現在僕は国内第2位の規模を持つ「人生逃げ切りサロン」というオンラインサロンを主宰していて、たくさんのフリーランサーや副業で稼いでいきたいような人たちの教祖的なポジションに立ってます。
そこには「これから人生変えてやるぞ」とやる気に満ち溢れた人たちがたくさんいるわけですが、「結局人は変われないな」ってことを確信したんですよね。
僕は「甘い言葉で人を釣る」ようなことはせず、どちらかというと現実主義的な話しばかりをブログやYouTubeでもしてますが、今回は「人は変われない」という話しをしようと思います。
身も蓋もなく希望を失うような話しなので、もしかするとこの記事を読んでやる気がなくなってしまうかもしれませんが、凡人には凡人なりの生存戦略があるんですよね。
なので、自分が凡人だって思う方は是非参考にして頂ければと思います。
目次
自分の人生は今の自分の延長線上でしか歩めない
「人は変われない」ってどういうことやねんというと、要は人間って自分の本質から逸れたことはできない生き物なんですよ。
つまり、自分の人生は今の自分の延長線上でしか歩めないっていうね。
普通の人が自分を変えるのは無理ゲー。
例えば小さい頃からスパルタ教育を受けさせられて、良い大学に受かったり良い企業に就職できたりしても、本質的にコミュ力が豊かじゃない人は勉強しかできないわけですよ。
そういう人は猛勉強して何かしらの専門職に就き、自分の知識を披露する学者になったりすることはできるけど、不動産や証券会社の営業マンとして大活躍するってのはほぼ考えられないわけですよ。
僕も元々は勉強しかできないタイプの人間だったけど、ネットワークビジネスを始めたときに対人営業の世界を見て、そこから自分を変えようと努力してグループ人数をたくさん増やしてきました。
だけどこれ、普通の人はほぼ無理ゲーですよ。無理なやつは無理でしょと。
本当に馬鹿は馬鹿のままだし、いつまで経っても賢くならないんですよね。
結局のところ人は変われない
社会人になってそれなりにビジネスリテラシーが鍛え上げられればまともになる人もいるけど、基本どこか抜けてるやつはずっと抜けたままなんですよね。
ほとんどの人は自分の人生を劇的に変えることなんてできないし、自分の人生の延長線上でしか生きれません。
なので、結局のところ「人は変らない」と言い切って良いんじゃないかと思います。
例えば成功者が開催するような自己啓発系のセミナーでも、
「あなたはできる」と思えているからこそ成功に近づいているんです。
とか言うし、そういう類の「成功本」も10年程前は結構トレンドになりましたが、自分ができると思えたら確かにできるようになります。
できると思えることがすごく重要なんだけど、それが超難しいわけですよ。
だって、コミュ障でブサイクで非モテ童貞みたいなやつがいきなり営業とかコンサルをやって結果出せるわけないでしょ。どれだけ洗脳プログラムを使って「自分はできる」と思い込ませても、結局人は簡単に変らないんですよ。
ネットワークビジネスでも、
あなたの潜在能力を今解放させます。
みたいな洗脳プログラムが一部ありますが、結局みんな変らないんですよ。それで本当に変わるならネットワークビジネスなんてもっと売上伸びてるでしょと。
だから、ほとんどの人は自分を変えられないということです。
凡人には凡人なりの生存戦略がある
では、絶対に変われないような超凡人達は自分の人生を豊かにできないのかと言うと、別にそんなことないですよ。
凡人は凡人なりの生存戦略を考えいきましょうよと。
そこで僕も散々口酸っぱく言ってるのが「プログラミングやれ」って話しです。特にIT業界って深刻なエンジニア不足が続いてるので、秀でたスキルのない凡人こそエンジニアになるべきなんですよ。
でも、僕がこう言うと、
みたいなこと言って騒ぎ立てる馬鹿がいるんですが、自己肯定感が高く優秀な人には「プログラミングをやれ」なんて一言も言ってません。
営業やコンサルで上手くいく自身のある人はご自由にどうぞって感じだけど、それ以外の超凡人はみんな社会の最底辺の下請けの下請けでスーパーのレジ打ちやアパレルの販売店員とかやってるじゃないですか。
それで年収300万円以下の人生に不満を感じ、現場を打破したいと思うのであれば「プログラミングくらいやっとった方が良いんじゃね?」って話をしてるわけでしてね。
むしろ超優秀な人はどんどん自分のビジネスで稼ぎ倒してプログラマーを使う立場になってほしんだけど、その自信がない人は下請けでもいいからまずプログラマーになって、今よりマシな生活を目指そうぜという提案を僕はしてるわけです。これの意味わかるかな。
エンジニアは「凡人の生存戦略」だという話はこちらでもしてます▼
超凡人こそまずはエンジニアになれ
だから何の取柄も無いような超凡人こそエンジニアになれと僕はいつも提案してるんですが、エンジニアの良いところって、技術をそこまで突き詰めなくてもそれなりに飯が食える部分なんですよ。
これがプロのスポーツ選手だったら超上位まで行かないと飯が食えないわけじゃないですか。ところがエンジニアという世界では「それなりにプログラミングがわかる」っていうレベルでも十分飯が食えるっていうね。
なぜなら、エンジニアの需要が圧倒的に大きい割に供給がほとんど足りてないからなんですよ。つまりは人手不足ということ。
※経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」より引用
今ってテクノロジーの発達でプログラミングが簡単にできるようなフレームワークがたくさんあるから、プログラミングの基礎をわかってれば、素人に毛が生えたレベルでもシステムを開発できるんですよね。
ほんとに部品を組み合わせるだけでシステムを作れるようなインフラができてるので、20年前に比べると圧倒的にプログラマーの難易度は下がってます。
だからこそ、うだつの上がらないワーキングプア層はプログラミングやって人生一発逆転を狙えばいいのにって話をずっとしてるんですよ。
ただ、中にはこんなにも簡単なプログラミングでさえできない人がいるわけで、毎日4時間くらい勉強をしても全然わからないって人もいます。
まあ確かに向き不向きもあるし、そんな人たちは他の副業や小資本でできてランニングコストもかからないようなスモールビジネスをすれば良いんですが、そこで初心者におすすめなのがせどりです。
全ての副業が不向きな人はせどりで稼げば良い
せどりは「全ての副業が不向きで何もできる自身がない」って人たちが最終的に流れ着く副業なんですよ。
これを物販勢の人に言うと中にはマジギレする人もいるけど、案外自覚してる人も多いです。
そういう余りカスみたいな人が物販業界に溢れかえってるから、
みたいな自負を持ってやる人も結構いるんですよね。
せどりは単純作業だから誰でもできる
僕のオンラインサロンにもせどりで結果を出されている方がたくさんいますが、せどりは単純作業だから良いんですよ。
最初はクリエイティビティーがなくて面白みのかけらもないけど、独自のパイプを作っていけばどんどんクリエイティビティーになってきますからね。
例えば車で近くにあるドンキホーテを回って、各店舗の店員さんと仲良くなっておき、
と交渉しながら安い商品を大量に仕入れていくわけです。
そして大量に仕入れた商品をアマゾンで売っていけば確実に利益が出るわけですが、せどりはほぼ99%確定してるといってもいいくらいの情報が事前に取れるし、無料のツールもあるから誰でもできますよ。
このように、世の中に価格差というものが存在し続ける限り、せどりは永遠に稼ぎ続けられるビジネスなんですよね。
孫さんや前澤さんも元々は転売業界出身だった
せどりは特に再現性の高い副業の一つですが、
と批判する人もいます。だけどソフトバンクの孫さんやスタートトゥデイの前澤さんだって、元々転売業界の出身者ですからね。
孫さんはアメリカに留学中ゲームの転売をしてて、前澤さんは海外でCDやレコードの転売をしてました。
元ZOZOの前澤さんもかつてはCDやレコードの転売ビジネスから成り上がった人なので、何の社会的価値があるのかわかりにくいネット転売も、いつか社会の公器となりうる事業の資金を生む可能性があるならそんな悪いもんでもないと思ってます。
— やまもとりゅうけん/金持ちフリーランス貧乏サラリーマン(KADOKAWA)出版 (@ryukke) September 22, 2019
彼らがそこからステップアップして社会的価値のある企業を作ったことは事実。
確かに転売ビジネスって卑しい仕事かもしれないけど、それをステップアップの為の踏み台にしてより社会の好機となるようなビジネスを生み出せれば、全然許されるんじゃないかなと思います。
まとめ:結局人は変われないので凡人は凡人なりの生存戦略を考えよう
というわけで結論ですが、結局人は変われないし、変われなくても大丈夫です。
別に自分を変えようとしても良いけど、そこにコストをかけるよりも、超凡人の自分のまま人生を豊かにする方法を考えれば良いんですよ。
めちゃくちゃ現実的なことを考えると、「自分を変える」という選択をするより「今の自分のままちょっとマシな生活をする」って発想の方が良いんじゃないかと。
その為にプログラミングやせどり、動画編集といった手段があるわけですが、要は「自分の人生を変える為に、意識高く頑張っていくんだ!」って感じより、雑魚は雑魚なりに生きていく術を見つけていく方が断然楽だと思うんですよね。
だからみなさんも、「凡人なりの生きる術」を早く身につけて人生を逃げ切ってみてください。