こちらの動画で全部話してるので、文章読むのがめんどくさい方は移動中なんかに動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればいいと思います▼
「ホリエモン」こと堀江貴文さんが、色んなメディアで「プログラミングは簡単だ!」と主張してますが、どうしてそう言い張れるのでしょうか?
堀江さんは過去に行われたテックキャンプを運営するマコなり社長との対談でも、「プログラミングは英語を覚えるよりも簡単」と断言していました。
そこで今回は、ホリエモンが「プログラミングは簡単だ」と言い張る理由について、エンジニア歴9年目の僕が推察してみました。
- そもそも堀江さんが優秀だから
- プログラミングが昔に比べて簡単になってきているから
- プログラミング学習が無料でできるようになったから
- プログラミングは比較的難易度が低いスキルだから
これらを順番に解説していきます。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
理由1:そもそも堀江さんが優秀だから
まず1つ目の理由ですが、堀江さんが「プログラミングは簡単だ」と言い張れるのは、「堀江さんが優秀だから」って部分も大きいと思うんですよね。
堀江さんは圧倒的に集中力が高い
そもそも、堀江さんは東大に現役合格できる学力がありますし、そんな方が「プログラミングは簡単だ」と言うのもすごくうなずけるんですよね。
以前、若手タレントを東大合格へと導く企画番組「ドラゴン堀江」にゲスト講師として出演された、教育系YouTuberのヨビノリたくみさん(@Yobinori)から聞いたんですが、堀江さんはめちゃくちゃ頭が良くて、何よりも集中力が異常に高いらしいんですよ。
他の東大を受験するタレント達と比べても堀江さんの集中力は圧倒的で、11時間ぶっ続けでも一切の集中力を途切らすことなく勉強できるような方らしいんですよね。
プログラミングは大学受験よりも簡単
僕もプログラミングがめちゃくちゃ簡単ってわけじゃないとは思ってますが、大学受験の数学と比べるとそんなに差はありません。
むしろ大学受験の数学よりプログラミングの方が、頭に留めておかなければならない物事の量は少ないんですよね。
それに、エンジニアの仕事は受験とは違って分からないことがあれば即ググれるので、なおさら受験勉強の数学と比べると楽だと思ってます。
だから、堀江さんならプログラミングぐらいサクッと簡単にやっちゃえるだろうなって考えられちゃうのも、その理由の一つだと思うんですよね。
- 集中力があればプログラミングは誰でもできる
理由2:プログラミングがどんどん簡単になってきている
2つ目の理由ですが、プログラミングがどんどん簡単になってきてるってのもあると思うんですよね。
堀江さんが大学時代にプログラミングを使ったホームページ制作を受託でバリバリやってた時代っておそらく90年代の中頃なんですが、その時代はプログラミングが全部手打ちとかでした。
今はフレームワークやコードセグメントもかなり発達してるし、プログラミング自体も凄くシンプルなやり方になってきてるんですが、昔のプログラミングは一文字一文字全部手打ちで書いてたし、すごくややこしいことをしてたみたいなんです。
たしかに、昔プログラミングをバリバリやってたような30〜40代の人たちって、「昔はプログラミングが難しかってんぞ!」ってことを言いがちなんですよ。
僕も新卒で入ったSIerの新人研修で散々言われましたからね。
みたいことを古い人は言いがちなんですよ。
なので、現代のプログラミングは当時と比べて圧倒的に簡単になってるんですよね。
なお、「プログラミングは難しい」と言い張る連中もいるんですが、彼らがなんで難しいと言いたいのかについてはこちらで解説してます▼
- プログラミングは時代を重ねるごとに簡単になっている。
3つ目の理由:プログラミング学習が無料でできるようになったから
そして、プログラミング学習を誰でも無料で受講できるようになったことが3つ目の理由として挙げられます。
今だとProgateやドットインストールといった無料のオンライン学習ツールが揃ってますが、それらを使っていれば結構基礎的な部分は網羅できるんですよね。
他にも、かなり格安でプログラミングを教えてくれるようなエンジニア系のインフルエンサーがSNS上にいたりするので、そういう人に教えてもらえば、余裕で大学の情報学部で勉強するようなことも網羅できます。
そもそもエンジニアは圧倒的に不足している
なぜプログラミング学習がネット上で誰でもできるようになってきてるのかというと、「エンジニアが世界的に足りてない」という社会的背景があるからなんですよね。
※経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」より引用
上記の通り、2030年には約59万人のIT人材が不足する可能性があるってことが経産省によって発表されてます。
このように、市場でエンジニアが足りてないからこそ早くエンジニアを供給しないといけないし、プログラミングが僕たちにとってもっと身近な存在になっていかないといけません。
だからこそ、無料のオンライン学習サービスが台頭していて、全体的にプログラミングを気軽にできる環境になりつつあるんですよ。
プログラミングは大学の情報学部に行かなくても学べる
このように、プログラミングは大学の情報学部に行かなくても勉強できちゃうんですよね。
普通に考えれば、他の理系学部の人たちが研究してるようなものって、中々オンライン上で無料で学ぶのは難しいでしょ。
例えば、カメラのフィルムを研究してる人とか、ヨーグルトの蓋の裏側のアルミを研究してるような人とか。そこで学ぶ内容って絶対大学に行かないと学べないじゃないですか。
だけど、プログラミングは別に大学の情報学部に行かなくても良いんですよね。なぜなら、プログラミングに対する需要が圧倒的に大きいから。
そもそも、堀江さんがプログラマーとして活躍している90年代と比べると、今はみんなスマホを持ってるし、誰でも情報を受け取れる時代になってるじゃないですか。
だからこそ、プログラミングの民主化による恩恵を受けられるし、堀江さんも「簡単だ!」って言い張れるんだろうなって思います。
4つ目の理由:プログラミングは比較的難易度が低いスキルだから
最後に4つ目ですが、実際にプログラミングが簡単で、他の専門的なスキルに比べて難易度の低いスキルだというのも理由としてあると思います。
上述した通り、そもそもプログラミングは受験勉強の数学と比べてもそんなに大差がありません。
むしろプログラミングの方が簡単だなって思うくらいだし、多分プログラミングで仕事をこなすより、数IIBとかで点数取るほうが難しいんじゃないかなと思いますよ。
じゃあなんでそこまで言い切れるのかというと、理由は以下の3つです。
- プログラミングはモチベーション維持が難しいだけ。
- プログラミングが難しいのは最初だけ
- プログラミングを習得すれば比較的早期に高収入を目指せる
プログラミングは勉強のモチベーションを維持するのが難しいだけ
案外プログラミングって、勉強のモチベーションを維持するのが難しいだけだったりするんですよね。
僕は新卒でSIerに就職して、新人研修の頃半年間ほどプログラミング教育を受けて分かったんですけど、雇われながらプログラミングを勉強するからこそモチベーションも続くわけですよ。
というのも、「途中で挫折する=会社を辞める」にほぼ等しいので、無理矢理でも勉強を継続できますからね。
一方、独学でプログラミングを勉強する人たちは、「これからプログラマーになれたらいいな」ってくらいの温度感じゃないですか。そういう人たちは切羽詰まってないからすぐ諦めちゃうんですよ。
例えば、「今日からアフター5で数学勉強してください」って言われてもきついじゃないですか。
「数学のテストで点数を取らないと会社クビ」って言われたら必死にできるかもしれないけど、縛りがない状態で数学を自主的に勉強するのってキツくないですか?
それと同じで、プログラミングを勉強するモチベーションを生み出すのは中々難しいんですよね。
だからこそ、プログラミングって必要以上に難しいものだと認識する人が多いと思うんですよ。
プログラミングが難しいのは最初だけ
プログラミングって最初は難しいかもしれないけど、半年も経てばその差も段々と縮まっていくんですよ。
僕は文系の経営学部出身で、新卒でSIerに入ってからプログラミングを勉強し始めたので、当時はプログラミングの難しさをすごく感じてました。
僕が新卒で採用された会社はプログラマー職が文系と理系で半々くらいだったんですが、やっぱり理系の人たちは進捗がめちゃくちゃ早いんですよ。
一方、文系組はというと、最初の1ヶ月間は右も左も全くわからないような状態で何度も挫折しかけますが、半年程同じカリキュラムをこなした後は理系も文系もそんなに差がなくなってくるんですよね。
なので、たとえ最初にプログラミングが難しいと感じたとしても、最終的にはみんな同じレベルまで達します。
「プログラミングが簡単だ」というお話はこちらの記事でも紹介してます▼
フリーランスは比較的簡単に高収入を目指せる
それに、フリーランスエンジニアになれば比較的早期で高収入を得ることもできます。
レバテックフリーランスは平均年収が862万円
例えば、レバテックフリーランスという大手専門エージェントのエンジニアは平均年収が「862万円」です。
862万円という年収を得るのにどれくらいの時間がかかるかというと、僕の場合はだいたい4年くらいでした。
僕が運営しているオンラインサロンでも月収80万円以上稼ぐフリーランスエンジニアが普通にたくさんいるんですが、そんなにも早く年収をブーストさせられるような専門職って他にありますか?って話なんですよ。
プログラミングは会計士や弁護士になるよりも簡単
プログラマー以外に年収800万〜900万円以上取れるような専門職って何があるでしょうか?
例えば、弁護士や会計士、医者などが考えられると思うんですが、それらになるのにどれくらいコストと勉強時間をかけないといけないかというと、そりゃ4〜5年じゃ済まないわけですよね。
でも、日本国内だったらエンジニアよりも会計士や弁護士、医者の方が社会的ステータスは圧倒的に高いんですが、中国やアメリカ、インドとかの一部の会社ならエンジニアの方が偉かったりしますからね。
なので、プログラミングはそれくらい「コスパが良い」ってことを理解した上で勉強すれば、モチベーションも続きやすいんじゃないかなと思います。
フリーランスエンジニアが高収入であることを説明した記事はこちら▼
ホリエモン(堀江貴文氏)がプログラミングを簡単だという理由のまとめ
- そもそも堀江さんが優秀だから
- プログラミングが昔に比べて簡単になってきているから
- プログラミング学習が無料でできるようになったから
- プログラミングは比較的難易度が低いスキルだから
というわけで、ホリエモンがなぜ「プログラミングは簡単」と言い張るのかについてお伝えさせて頂きましたが、結論プログラミングは「楽勝」ではないけど、決して「難解」なものでもありません。
これまで受験勉強を乗り越えてきたような人なら絶対に結果を出していけると思いますし、他の専門職に比べても圧倒的に早い段階で高収入を実現できるスキルです。
なので、プログラミングは普通の資格や勉強よりも高いモチベーションを持って取り組めるんじゃないかと思います。
また、プログラミング学習と就職サポートがセットになっている破壊的なプログラミングスクールを以下でまとめてます。「これからプログラミングを学びたい」という人はこちらをご覧ください▼