
本記事では、バナー制作の副業について徹底解説します!
あなたも「バナー制作って副業で出来るのかな」「バナー制作を仕事にするには何から始めれば良いんだろう」と悩んでいるのではないでしょうか?
結論、バナー制作は初心者にもめちゃくちゃおすすめの副業です。
↑実際に制作されたバナー
なぜかって、スキルを習得するまでにそれほど時間がかからないから。ゼロから始めてもある程度勉強すれば、1〜2ヶ月程度で案件を受注できるようになるんじゃないかなと。
とはいえ、そもそも何から始めれば良いかも分からないし、本当に収入を上げていけるか不安と思っている人がほとんどだと思います。そこで今回は、未経験からバナー制作を仕事にするための全プロセスを徹底解説します!
スキルの習得方法から仕事の受注方法、さらには収入を伸ばしていくためのポイントまで解説するので、本記事を読んだらすぐにでもバナー制作に挑戦してみてもらえればなと。
副業でバナー制作に挑戦したい。バナー制作を仕事にするには何から始めれば良いのかな。
そう考えているのであれば、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
初心者にこそバナー制作の副業がおすすめな理由3つ
まずは「バナー制作がなぜおすすめなのか」を詳しく解説していきます。バナー制作が初心者にもおすすめな理由は以下の3つです。
- バナー制作の需要は高まっていて案件数が多い
- 高度なスキルがなくても取り組める案件が比較的多い
- 働き方を自分でコントロールしやすい
以降で、それぞれ順番に解説を進めていきます。
理由1:バナー制作の需要が高まっていて案件数が多い
現在バナー制作へのニーズは高まっており、至る所で求人募集がされています。実際にクラウドワークスでバナー制作の仕事を探したところ、2,829件の案件がヒットしました。
↑実際のクラウドワークス検索画面
なぜこれほどバナー制作の需要が伸びているかというと、以下のような理由があるから。
- SNSの普及によりLINEやTwitter上で使えるバナーの制作ニーズが増えている
- コロナ禍の影響があってWeb上で販促活動をしたい企業が増えている
バナー制作の依頼者って、もちろんデザインが本業じゃないから「タップ率を高められるデザインの作り方」とか良く分からないんですよ。それに他の仕事も抱えていて、中々バナーを作るのに時間もかけてられないっていう。
そこで、デザイナーさんにバナーの制作を依頼するケースが増えているのです。
Web上での販促活動が勢いを増す今、バナー制作のスキルを身につけておけば今後も仕事を受注できるチャンスはたくさんあるでしょう。
理由2:高度なスキルがなくても取り組める案件が比較的多い
なぜかって、デザインに必要な情報量が限られているから。そもそもバナーの目的は「1つのページにユーザーを遷移させること」なので、その行動さえ促せれば良いんですよね。
例えば、僕のLINEで無料プレゼントしている「Web副業完全攻略ガイド」の受取を促すために制作した以下のバナーを見てもらえると。
↑僕のLINEで配信されたバナー
このバナーの要素ってプレゼントの「内容」と「特徴」、「タップを促すボタン」くらいじゃないですか。それほど複雑な作業も必要なく作れるので、ある程度デザインの基礎を学べば誰でもできるようになると思うんですよね。
一方、ホームページやLP(※)をデザインするとなると、企業のブランディングを意識したり、ユーザーの心理を考えたりしながらデザインしなければいけないわけですよ。
もちろん目的や予算規模によって求められるスキルは変わりますが、バナー制作は初心者でも手軽に取り組みやすい案件が多いのは事実でしょう。
※LPとは‥検索結果や広告などを経由して訪れるページで、訪問者に商品購入や申込みなどのアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトページ
理由3:働き方を自分でコントロールしやすい
バナー制作はPCがあれば時間や場所を選ばずに働けるので、すきま時間に取り組みやすい副業。起床後に自宅でバナーを一枚完成させてから出勤したり、退社後にカフェで仕事ができたりと、働き方は個人の自由です。
さらに、本業の都合に合わせて「働き方を調整しやすい仕事」でもあります。バナーは「1枚〇円」といったように単発で仕事を受注することも可能ですし、スキルさえあれば1枚制作するのに2〜3時間程度で終わるものも多く、それほど作業工数はかかりません。
つまり、本業の仕事事情を考慮して案件の受注量をコントロールしやすいっていう。
例えば「今月は大きいプロジェクトがあるから副業は少なめにしよう」とか「来月は閑散期だから多めにバナー制作の案件に取り組もう」みたいなこともできるんじゃないかなと。
このように、バナー制作は本業と副業を両立させやすい仕事とも言えるでしょう。
バナー制作の副業はどれくらい稼げる?単価相場を紹介!
続いて「バナー制作の副業ってどれくらい稼げるの?」と思っている方も多いはずなので、ここで単価相場を紹介します。バナー制作の案件が多く掲載されている「クラウドワークス」を調べてみると、1枚で「1,000円〜2,000円前後」のものが多いようです。
↑実際にクラウドワークスで掲示されていた案件
バナーの大きさや制作目的によっても価格は変わりますが、比較的低単価な案件が多い傾向にあります。ただし、作業時間を考えれば全然稼げないことはないかなと。
仮に1枚2,000円で案件を受注して毎日1本ペースで納品できれば、副業月収は5万円以上になります。慣れれば作業スピードも上がりますし、スキルを磨けば高単価で仕事を受注できるようになるので収入はさらに伸ばせるはず。
よって、バナー制作は手軽に取り組みやすい割に稼ぎやすい副業だと言えるでしょう。
未経験からバナー制作の副業で収入を得るまでの手順4ステップ
続いて「バナー制作の副業で収入を得るまでの手順」を解説します。以下の4ステップで、案件受注までたどり着きましょう。
- 必要最低限の環境を整える
- バナー制作に必要なデザインスキルを習得する
- 実際にバナーを自分で作ってみる
- 営業して案件を受注する
以降で、それぞれ順番に解説を進めていきます。
STEP1:必要最低限の環境を整える
まずは副業で使用できるPCとWi-Fi環境、バナー制作に必要なツールを用意しましょう。バナー制作は動画編集などと違って、それほど重いデータの処理やファイルの送信はないので、PCとWi-Fiは正直なんでも良いかなと。
▶︎どうしても心配な方は「副業に必要なもの」を解説した記事もご覧ください!
問題になるのは「デザインツールをどれにするか」という点かと。僕がバナー制作でおすすめするデザインツールは、以下の3種類です。
- Canva‥無料で使えるグラフィックデザインツール
- Photoshop‥Adobe社の出す有料のデザインツール、画像加工を得意とする
- Illustrator‥Adobe社の出す有料のデザインツール、イラスト加工を得意とする
正直なんでも良いとは思うんですが、無難に選ぶなら「Photoshop」じゃないかなと。
その理由は2つあって、バナー制作は「“PhotoshopかIllustratorを使える人”みたいに条件付きの案件が意外と多いから」と「画像を加工する作業が比較的多いから」という点。
つまり、Canvaだと多少仕事の幅が狭まる可能性があるし、Illustratorだと画像の細かい加工まではできないんですよね。というわけで、どのツールを使うか迷うならPhotoshopを選んでおくと良いでしょう。
ただ、最近はCanvaを使ってバナー制作に取り組んでいるデザイナーもかなり増えてきています。「ツールにお金をかけたくない」「まずは試し程度で始めてみたい」という方はCanvaでバナー制作を始めてみましょう。
STEP2:バナー制作に必要なデザインスキルを習得する
バナー制作の副業を始める準備ができたら、スキルを習得しましょう。バナー制作で必要なスキルは、例えば以下のようなものが挙げられます。
- 画像をトリミングするスキル
- レイヤーやマスクなどを使って画像を加工するスキル
- 色調を補正するスキル
PhotoshopやIllustratorならAdobe社のチュートリアル、Canvaなら公式ページで使い方が解説されているので、その辺りを参考にすれば独学でもスキルは身につくんじゃないかなと。
ちなみに、僕が運営する「人生逃げ切りサロン」では無料のWebデザイン講座を用意しており、月額2,480円でサロンメンバーになればいつでも受講し放題です。
↑実際に講師がツールの様子を見せながら解説してくれる
バナーに特化した内容が学べるわけではないですが、デザインの原則や制作工程などの基礎を網羅的に解説しています。さらに、不明点は講師に質問し放題っていう。
「独学は不安だけど、高い料金を払ってスクールに行くのは嫌だ...」という方はぜひ受講してもらえればなと。以下から僕のLINEに登録し人生逃げ切りサロンへの入会を済ませると、すぐに講座を受けられます!
STEP3:実際にバナーを自分で作ってみる
ある程度のスキルを習得したら、実際にバナーを作ってみましょう。自分で何かしら架空のテーマを設定し、バナーを制作してみると良いんじゃないかなと。例えば、花火大会イベント告知とかアパレルの20%OFFキャンペーンみたいな感じです。
とはいえ、いきなり作り始めようとすると、めちゃくちゃ時間かかると思うんですよね。なぜかって、初心者はデザインのイメージが頭にストックされていないから。そこで、最初は良質なデザインを参考にしながら作ることがおすすめです。
例えば、以下のようなサイトを見てもらえると良いんじゃないかなと。
↑Pinterestで「バナー」と検索した画面
このように「バナー」と検索すると、たくさんのデザインが出てきます。その中から「これいいな!」と思ったデザインを丸パクリしない程度に真似してみると良いでしょう。良質なデザインにたくさん触れることが、良いデザインを作れるようになる近道です。
そして、自作したデザインは実際に案件を受注する時のポートフォリオになるので、残しておくことが大切。ステップ3でバナー制作の工程に慣れてから、実案件に挑戦しましょう。
▶︎ポートフォリオの作り方を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
STEP4:営業して案件を受注する
最後に、発注者に営業をかけて案件を受注していきましょう。営業方法ですが、主な方法は以下の3通りが挙げられます。
- クラウドソーシングを活用して案件に応募する
- SNSでバナー制作の依頼者を探してメッセージを送る
- コミュニティに入会して他の参加者から案件を受注する
結論、初心者におすすめなのは「クラウドソーシングを活用する方法」です。なぜかって、比較的案件数も確保されていて、実績がそれほどなくても仕事の受注チャンスがあるから。
▶︎クラウドソーシングの活用方法を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
↑クラウドソーシングでは「初心者OK」の案件も募集されている
つまり、こういった案件に応募すれば実績がゼロでも依頼してもらえる可能性があるってわけ。営業の際にはあなたのスキルが相手に伝わるよう、ステップ3で制作したポートフォリオを提出しましょう。
ちなみに、ポートフォリオは相手の案件に沿ったものを提示できると理想的です。というのも、実際にあなたから今後納品されてくる成果物のイメージが具体的に湧くので、安心して発注しやすくなるんですよね。
例えばセミナー告知用バナーの依頼者に営業するなら、同じテーマのものを提出するとか。営業の段階からクライアントに寄り添った提案をして他の応募者と差をつけましょう。
バナー制作の副業で収入を伸ばすためのポイント3つ
続いて「バナー制作の副業で収入を伸ばすためのポイント」を解説します。今回紹介するのは、以下の3つです。
- 作業のスピードを上げる
- 発注者から信頼を得て継続案件を受ける
- バナー制作から仕事の幅を広げていく
以降で、それぞれ順番に解説を進めていきます。
ポイント1:作業のスピードを上げる
単純にバナー1枚にかかる作業時間を減らし、仕事の受注量を増やしていく方法のこと。仮に最初は1枚のバナーを作るのに3時間かかっていたとして、それを1時間半でこなせるようになれば働く時間は同じでも収入は倍増します。
普段本業を抱えていて忙しいあなたなら、作業スピードにはなおさら目を向けるべきかと。
ではどうすれば作業スピードを上げられるかって、これは正直慣れるしかないんですよね。たくさんバナーを作る中で、ツールの使い方を覚えたり良いデザインの作り方を身体に染み込ませたりしていきましょう。
それも、実案件で経験を積むのが大切。なぜかって、制作以外にヒアリングなどの作業フロー全体への慣れも必要だし、発注者からのフィードバックがスキルアップの秘訣だから。
現場に出て案件をこなしていく中で、徐々に作業スピードを上げていきましょう。
ポイント2:発注者から信頼を得て継続案件を受注する
バナー制作で収入を伸ばしたいなら、継続案件を受注することが何よりも大切。というのも、毎回単発で案件を受注すると営業のコストがかかって「稼ぎ方が非効率」になるからなんですよね。
だからこそ、あなたがやるべきなのは「お客さんから信頼を得て、継続的に案件を発注してもらえるように努力すること」です。例えば、以下の項目は最低限意識しましょう。
- 相手からの連絡にはなるべく早くレスポンスする
- 要望以上に高クオリティのバナーを納品する意識で制作に取り組む
- 設定された納期は厳守する
正直、最初の案件で信頼を勝ち取れば継続的に案件を受注できるチャンスが大いにあると思うんですよね。なぜかって、発注者からすれば再度他の人を探す手間をかけたくないから。
なので、特に最初に受けた案件は全力で取り組みましょう。あなたの目の前にいるクライアントにコミットすることが、バナー制作で収入を伸ばすための一番の近道です。
ポイント3:バナー制作から仕事の幅を広げていく
本記事でも紹介した通り、バナー制作は1枚1,000円〜2,000円と比較的低単価な案件が多い傾向にあります。仮に本業の収入と並ぶ程度、もしくはそれ以上に副業で収入を上げたいと思ったらバナー制作だけだと厳しいと思うんですよね。
そこで、さらに収入を伸ばしたい人はECサイトやLPのデザインといった比較的高単価になりやすい案件に挑戦してもらえると良いんじゃないかなと。
↑実際に制作されたLPの例
「いやいや、こんなの無理だよ」と思ったかもしれませんが、正直そんなことはないです。というのも、余白の作り方やフォントの幅、色の使い方など、デザインの原則は普遍的なものなのでバナー制作で経験値を積めばそれを応用していくイメージなんですよね。
例えばLPなら単価5万円〜20万円くらいにもなるので、本業を超えるような収入を稼いでいきたいという方はスキルアップをして挑戦してもらえればなと。
ちなみに、LP制作について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
さいごに:バナー制作の副業に必要な基礎スキルを『人生逃げ切りサロン』で学ぼう!
というわけで「バナー制作の副業」について徹底解説してきましたが、比較的誰でも始めやすく、その割には稼ぎやすい仕事だと分かってもらえたんじゃないかなと。
今は実績がなくてもスキルを磨けば必ず成果は出るので、本記事で学んだことを参考に早速バナー制作を始めてみましょう。とはいえ「1人で勉強を始めるとなると、やっぱり不安...」という方も多いはず。
そこで、僕の運営する「人生逃げ切りサロン」ではデザインの基礎が網羅的に学べる講座を用意しています。月額2,480円で入会すれば、いつでもスマホで受講可能っていう。
- デザインの原則
- Webデザインの制作工程
- 情報収集と参考イメージの探し方
- フォントや加工、配置の設定・選定
- 無料デザインツール「Canva」の使い方
- コーディングの基礎
バナー制作に限らず、デザインの基礎から実践的なスキルまでを網羅した動画講義が20個以上用意されています。これからバナー制作を仕事にしていきたい方は、僕のLINEから人生逃げ切りサロンへの入会を済ませ、受講してみてください!
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