本記事は「動画編集の月収」をテーマに詳しく解説を進めていきます!
あなたも「動画編集って実際どれくらい稼げるのかな?」「動画編集者として稼いでいくにはどんなことをすればいいんだろう…」と思っているんではないでしょうか?
先に言っておくと、動画編集者は稼げる人と稼げない人で二極化しています。
なぜかって動画編集の技術そのもので差がつくし、発注者のニーズを上手に汲み取って編集できるかどうかも受注単価に大きく関わるから。結局のところスキルの差で大きく収入が変わってくる世界なんですよね。
この記事を読むあなたには「稼げる動画編集者」になってほしいなと。
そこで本記事では、動画編集者の月収相場を紹介しつつ相場以上に収入を上げていくためのポイントを解説していきます。未経験からまずは月収10万円を達成するまでのロードマップも紹介しているので、この記事を読み終えた頃には今後の道筋が明確になっているはずです。
動画編集者の月収相場を知りたい。これから動画編集の仕事を始めてみたい。
そう考えているのであれば、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
動画編集者の月収相場はどれくらい?
早速結論ですが、動画編集者全体の月収相場は30〜40万円ほどです。今回は以下3つの媒体から動画編集者の月収を調査しました。
- 求人ボックス
- フリーランス白書
1. 求人ボックス
求人ボックスでは、求人情報や政府統計データに基づいて社員とアルバイトの収入情報がまとめられています。つまり、雇用契約のもとで働く動画編集者の収入データをまとめたものが以下のグラフです。
出典:動画編集の仕事の年収・時給・給料|求人ボックス 給料ナビ
正社員の動画編集者に着目すると平均年収は418万円、月収に換算すると30〜40万円くらいです。日本の正社員における平均年収(約500万円)と比べるとやや低い傾向にあります。ただ、グラフを見れば分かるように、正社員でも給与の幅は比較的広いため勤務先やスキルレベルによって月収に差がつくと予想されます。
2. フリーランス白書
フリーランス白書では、業務委託契約で働くフリーランスの実態を調査しています。フリーランス白書内に記載のあった「映像制作系」の仕事に従事する人の収入データを参考にし、月収相場を割り出したものがこちらの表です。
(※映像制作系には動画編集者以外にもカメラマンなどが含まれています。あくまでも目安の数値です。)
月収 | 各収入の割合 |
33万円未満 | 36% |
33〜66万円未満 | 39% |
66万円以上 | 25% |
参考:フリーランス白書2020|フリーランス協会
ざっくり見積もると、映像制作系のフリーランスは月収相場30〜45万円くらいです。中には副業で行う人も含まれているので、仮に専業の人だけを調査すればもう少し高くなる可能性はあるんじゃないかなと。
こちらについても、スキルや仕事量の差などによって収入がかなりばらついていることが分かります。
3. Twitter
最後に、Twitterからも動画編集者の月収を調査してみました。
まずは副業で動画編集に取り組んでいる人で、自分の収益を公開されている人の投稿を調べてみたところ「月収5万〜10万円を達成しました!」という方が結構いらっしゃいました。
続いて動画編集を専業としている人のツイートも調べてみたんですが、こちらは「月収40万〜50万円を達成した!」という方が多くいらっしゃった印象です。
Twitterからはリアルな声を拾ってみましたが、副業でも月5万〜10万円、専業なら月40万〜50万円と、結構稼いでいる人がいると分かってもらえたんじゃないでしょうか。
なかには「動画編集で月収100万円達成しました!」みたいな実力者も一定数いたので、本当にその人次第かなと。
動画編集でゼロから月収10万円を達成するまでのロードマップ
ここまで解説した通り動画編集者の月収相場は30〜40万円ですが、これはあくまでも相場です。結局「どれくらい稼げるか」なんて、その人次第なんですよね。
ここからは動画編集者として稼いでいくには「具体的に何をすればいいのか」という点について解説を進めていきます。まずは、ゼロから月10万円を達成するまでのロードマップを以下の通りまとめてみました。
- 必要最低限の環境を整える
- 動画編集用ツールを準備する
- 基礎的な動画編集スキルを身につける
- スキルを証明できるサンプル動画を作り込む
- クライアントに営業して案件を受注する
以降で順番に解説を進めていきます!
ステップ1:必要最低限の環境を整える
動画編集を仕事にするには、作業を効率よく進めるためのアイテムが必要。
それが、パソコンとWi-Fiの2つです。それぞれ選び方や注意点を簡単に解説していくので記事を参考にして、まずは必要最低限の環境を整えましょう。
1.パソコン
まずは動画編集ができるパソコンを準備できないと始まりません。
スマホを使って動画を編集することもできなくはないんですが、画面が小さくて操作しづらかったり使えるツールが限られていたりするので本格的に動画編集をやるならパソコンが無難です。
▲実際に動画編集をしているパソコンの画面
とはいえ「具体的にどんなパソコンを用意すればいいの?」ってなるじゃないですか。特にWindowsとMacで迷う人が多いと思うので、両者の特徴を表にまとめてみました。
特徴 | |
Windows |
|
Mac |
|
どうしてもパソコン選びで迷ってしまうなら、Macでいいんじゃないかなと。
なぜかって、種類が少なくて選びやすいからです。Windowsのパソコンを購入しようとすると、結局種類が多すぎてどれにしようか迷ってしまいがちなんですよね。パソコン購入は動画編集を始めるにあたって本当の入り口に過ぎないので、ここはささっと終わらせてもらえればなと。
ちなみに、動画編集を行うために必要なパソコンのスペックを詳しく調べておきたい人は、Adobe Premier Pro公式サイトの情報を参考にしてみてください。
2.Wi-Fi
Wi-Fiも動画編集の仕事において、非常に重要となる要素です。
というのも、動画編集ってデータのダウンロード・アップロードを頻繁に繰り返す仕事なので、インターネット環境が整っていないと作業に大きく影響が出るんですよね。
別に趣味で映像の編集をするなら良いですが、動画編集を仕事にする=クライアントワークです。
ネット環境が原因で作業に遅れが生じ納期に遅れれば、発注者に迷惑をかけることになります。「あなたは信頼できない」という理由で、それ以降依頼がストップすることにもなりかねません。
というわけで、Wi-Fiはこの辺りの条件に注意して事前に準備しておいてもらえればなと。
- アップロードとダウンロードの速度は十分か(※)
- 自分の住んでいる地域が提供エリアに含まれているか
- 月額料金はどれくらいかかりそうか
※動画のアップロードでは、Wi-Fiの速度が100Mbps前後を確保できるものが推奨されています。
仕事が始まってから慌てて準備することがないよう、最適なインターネット環境を整えておきましょう。
ステップ2:動画編集用ツールを準備する
動画編集ツールは、パソコンやWi-Fiと同様に必須のアイテムです。動画編集ツールも様々な種類があって、何を選んだら良いか迷いがちなので主なツールを表にまとめました。
ツール | 料金プラン | 特徴 | 対応OS |
Adobe Premier Pro | 2,728円/月(税込)
7日間無料体験あり |
動画編集に必要な機能がほぼ全て揃っている | Windows
Mac OS |
Final Cut Pro | 36,800円(税込)
90日間の無料トライアルあり |
Mac限定の動画編集ソフト | Mac OS |
Power director | 1ヵ月プラン:2,180円(税込)
12ヵ月プラン:8,480円(税込) |
シンプルな画面で、直感的な操作ができる | Windows
Mac OS |
iMovie | 無料 | 手軽な操作でカットやテロップ挿入が可能 | Mac OS |
capcut | 無料(アプリ内で課金あり) | IPhoneやAndoroidといったスマホで操作できる動画編集ツール | iOS端末
Andoroid端末 |
このように色々な動画編集ツールがありますが、結局はAdobe Premier Proがおすすめです。
なぜかって、多くの動画編集者がAdobe Premier Proを使っているから。他だとMacにしか対応していないみたいなツールもあって、仮にWindowsユーザーと仕事をするとなると動画の共有がしづらいんですよね。
そういった背景もあり、現場でも比較的使い勝手が良いのはAdobe Premier Proと言えます。
ステップ3:基礎的な動画編集スキルを身につける
動画編集に最低限必要なスキルは以下の4種類です。
- カット…撮影した素材の不要な部分を削除すること
- テロップ…タイトルや字幕などの文字を動画内に入れること
- 画像挿入…必要に応じて、画像を挿入すること
- BGM・効果音挿入…動画の雰囲気や強調したい場面に合わせて、音楽を挿入すること
上記のスキルを身につければある程度の案件は受注できるようになります。人によって個人差はありますが、1〜2ヶ月くらい本気で勉強すれば習得できるんじゃないかなと。
YouTubeや書籍などを活用すれば独学でも十分いけると思いますが、どうやって勉強すれば良いか迷ってしまう人も多いと思います。そこで「効率よく動画編集の基礎スキルを身につけたい!」という人は、僕の運営する「人生逃げ切りサロン」にぜひ入会してみてほしいんですよね。
月額たったの2,480円で、動画編集の基礎的なスキルが盛り込まれた動画講義を学習し放題です。
▲実際の動画講義の様子
累計30個以上の講義を通じて動画編集に必要な基礎知識が学べるので、これから動画編集を仕事にして稼いでいきたいという方は以下からぜひ参加してみてもらえればなと。
動画編集の基礎スキルを学んでみるfa-arrow-circle-down
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ステップ4:スキルを証明できるサンプル動画を作り込む
基礎スキルを身につけたらすぐにでも仕事をとりたいところですが、ノープランで「動画編集をやらせてください!」と営業をかけても案件の受注は難しいです。
なぜかって、発注者からすればいきなり営業されてもその人がどれほどスキルを持っているか分からないから。特に初心者の場合は実績がないので、自分のスキルが証明できるサンプル動画を作りましょう。サンプル動画はステップ3で身につけた基礎的なスキルを駆使して作っていきます。
さらに、動画を作る際には以下2つのポイントを意識すると良いんじゃないかなと。
- 冒頭の数秒から数十秒に技術をなるべく詰め込む
- 発注者が求める動画イメージをリサーチする
発注者となり得る人って基本的に日々たくさんの業務を抱えていて忙しいはずなので、正直サンプル動画を持って営業をしても最初から最後までしっかり見てくれるかどうか分からないんですよね。
だからこそ、少し見ただけで「この人に依頼してみようかな」と思わせられる動画を作ることが大切。
冒頭の数十秒で自分の持っているスキルをアピールしつつ、発注者がイメージしているものが分かる場合はその雰囲気に合わせたサンプル動画を作りましょう。
ステップ5:クライアントに営業して案件を受注する
最後はクライアントへ営業して、実際に案件を受注しましょう。主な営業場所は以下の4つが挙げられます。
- クラウドソーシング
- オンラインコミュニティ
- 求人サイト
この中でも、初心者におすすめなのはクラウドソーシングです。その理由は比較的案件数が多く、初心者でも歓迎するような依頼が出されていて仕事が受注しやすいから。
▲実際にクラウドソーシングで応募がかかっていた動画編集の案件
こういう案件を受注して作業時間を確保すれば、たとえ副業であっても月収10万円は達成できるはずです。例えば1本5,000円の案件を受注するなら、月に20本の動画を納品すれば月収10万円が見込めます。さらに、スキルを高めれば仕事の受注単価は上がりますし作業スピードを上げればさらに多くの案件を受注できるようになります。
結局のところ、月10万円を達成できるかどうかはあなたの行動次第です。「毎日動画編集に充てる時間を確保する」という強い意思を持ちましょう。
動画編集者としてさらに月収を上げる方法3つ
続いて「0→1」を達成した後、さらに収入を伸ばしていくためのポイントを紹介します。動画編集者が月収を上げるための方法は以下の3つです。
- マーケティングのスキルを身につける
- ディレクターとして案件を受注する
- 編集できる動画のジャンルを増やす
それぞれ詳しく解説します。
1. マーケティングのスキルを身につける
動画編集者がマーケティングを学ぶと、以下のように仕事の幅を広げられます。
- 市場調査
- 動画の企画作り
- 動画アップロード後のアクセス解析
- アクセス解析から改善点を探り提案
例えば、YouTubeの動画編集であれば「ただYouTubeの動画を編集する人」から「再生回数が伸びるYouTubeの動画を企画・編集できる人」へと進化します。
よって、数字に直結させられる動画編集ができクライアントの売上に大きく貢献できるわけです。
最近「動画編集者は増え過ぎ」と言われがちですが、売上に直結する仕事ができる優秀な人材はなかなかいません。発注者からすればマーケティングスキルを持った動画編集者がいれば高単価でも仕事を発注したいわけで、あなたがそのポジションを確立できれば間違いなく収入は上がっていきます。
動画編集の仕事に慣れてきたら、マーケティングの学習を始めることもおすすめです。
▶︎マーケティングの勉強方法についてさらに詳しく知りたい方はこちら!
2. ディレクターとして案件を受注する
ディレクターとは動画編集者とクライアントの間に入り、動画の品質や納期などを管理する役割です。
なぜディレクターになると収入が上がるかって、予算を渡す大元の発注者に近くなるから。動画編集者からレイヤーが一つ上に上がることで、お金が流れてきやすいポジションになります。
また、ディレクターになるメリットはより多くの案件を受注できるようになること。
そもそも動画編集者としてどれほど多くの仕事が舞い込むようになっても1人で捌ける仕事の量には限界があり、基本的にはいくら頑張っても収入は月数十万円で頭打ちになってしまいます。
そこで、ディレクターとなって複数人の編集者とチームを組めば自分が他の案件に手をつけている間も他の人が作業をしてくれるようになります。結果的に、クライアントへの納品数が増え収入も上がるってわけ。
仕事の受注量が増えてきたなと思ったら、動画編集者からディレクターになることも検討しましょう。
3. 編集できる動画のジャンルを増やす
ひとことに動画編集といっても、世の中にある動画のジャンルは様々です。例えば、以下のような動画編集を全てこなせるような人材になれば、さらに収入を上げていくチャンスが生まれるでしょう。
- YouTube向けの動画編集
- アニメーション制作
- 動画CMの制作
あらゆるジャンルの動画編集ができるようになれば仕事の幅は広がりますし、何よりもクライアントの根底にある要望に対して最適な提案ができるようになります。
例えばクライアントから「この商品の売上を伸ばしたいんだけど良さげな動画作れる?」と言われたとしましょう。その時に「この商品なら普通に編集するよりもアニメーションの方が成約率が上がりそうなので、その方向性で進めますね!」みたいな対応ができるようになるってわけ。
つまり、複数の動画編集スキルを持っておくことで提案の幅が広がるんですよね。そこまで高いスキルを持つ動画編集者になれば、高単価の仕事がバンバン舞い込む市場価値の高い人材になれるチャンスがあります。
比較的取り掛かりやすいYouTubeの動画編集から始め、慣れてきたらスキルの幅を広げることもおすすめです。
さいごに:人生逃げ切りサロンの『動画編集講座』を受講してみませんか?
というわけで、今回は動画編集者の月収をテーマに解説を進めてきましたが、最後にゼロから月収10万円を達成するまでのロードマップをもう一度まとめておきます。
- 必要最低限の環境を整える
- 動画編集用ツールを準備する
- 基礎的な動画編集スキルを身につける
- スキルを証明できるサンプル動画を作り込む
- クライアントに営業して案件を受注する
まずはこのロードマップに沿って月収10万円を達成するために頑張ってみましょう!とはいえ、途中で迷うこともあるでしょうし未経験から1人で突き進むのって不安しかないじゃないですか。
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